本日は、
「元インテリアコーディネーター×教室集客コンサルタントの夢を叶える中古マンション フルリノベ―ション物語 ②マンションフルリノベーションしたいと思ったら?施工店選びを成功させるコツ」
という内容にて、お話をしていきたいと思います。
飛常識な教室集客コンサルタント高橋貴子
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マンションフルリノベーションしたいと思ったら?施工店選びを成功させるコツ
さて、今回は、
「マンションフルリノベーションしたいと思ったら?施工店選びを成功させるコツ」
という内容について、お伝えをしてみたいと思います。
前回は、わたしがリノベーションする事になった背景をお伝えしたと思うのですが、
フルリノベーションする背景があっても、自分では作れませんよね?(^^)
ですので、施工店は選ばなければいけません。
私の場合、以前にわたし自身が働いていた施工店があれば、そこにお願いしましたが、
社長が倒れて解散したため、別のところにお願いをしました。
今回の内容は、そんな施工店について、どう選ぶのかということをお話したいと思います。
知り合いにそういった方がいれば、それが安心できるかとは思いますが、
フルリノベーションとなると、現場監督さんがいて、コーディネーターが居て、
現場も見て、全体も管理出来て、という総合店舗じゃないと難しいです。
まずインターネットでちょっと調べてみたのですが、
広告を出しているところも多く、たくさん出てきました。
ですので、これを一つ一つ見ていっていたら、埒が明かないと思ったのですね。(苦笑)
チラシもこんな感じでたーーくさん 情報が載ってます(苦笑)
そこで、どういう会社さんが、わたしの要望を分かってくれて、応えてくれるか、
というコンペ方式にする方が良いなと思ったのですね。
実はわたしは、ランサーズを使って、
たとえばロゴデザインを作るといった際に、コンペ方式を使っています。
こんな感じです。
そうすると、ロゴデザイナーの人たちが、30個くらいの案を出してくれます。
その中から気に入ったものを選べばいい訳ですね。
では、施工店をどうやってコンペ方式にするのかというと、
一括見積サイトというものをつかってみました。
わたしの場合は、ホームプロというポータルサイトがあって、
そこに名前を登録して、要望も入力していきました。
そうすると、現地見せてもらってから見積もりをさせて欲しい、などなど、
いろいろ対応があったのですが、
わたしの状況を読んで、立候補したいところが上がってくるという形となります。
PDF10枚にわたる、リノベーション要望書
工務店を選ぶ際に着目する点は、その店舗の得意・不得意です。
施工店には不得意、得意があるのですね。
これは大きく二つに分かれます。
一つは、たとえば、安く単体工事をやったり、お風呂が得意、トイレが得意、
といった施工店ですね。
それに対してもう一つは、
わたしが今回やったように、スケルトンといって、
床もはがし、間仕切りも取っ払って、何もない箱だけの状態にして、
ほぼ新築に近い工事(フルリノベーション)が得意な所です。
この2つに分かれるのですね。
フルリノベーションといった施工が得意なところも、さらに二つに分かれます。
マンションが得意か、戸建てが得意か、ですね。
施工店も、こういった経験値が違うのです。
ですので、わたしが選ばないといけなったのは、
マンションのフルリノベーションといった経験が多く、
1000万円レベルの成功実績を持っていて、口コミも良く、事例集もあるところですね。
大きい工事をやっているところは事例集があるので、それを取り寄せて、
ある程度、要望を聞いてくれそうかどうか、というのを想像できます。
もしこれが、ただただ安いものをどんどん入れて…
といったリフォームのような感じが得意な施工店だと、
わたしと組んでも上手くいかないのです。
つまり、自分がどういう工事を希望しているのか、など、
自分がビジョンを持つ必要があるのですね。
わたしがこの一括の見積もりを出す時に、添付資料を付けることができるのですが、
その際、「リノベーション要望内容」という資料を、10枚ほど用意したのですね。(苦笑)
どれくらいの規模の、これくらいのものを作りたいのか。
どんな事をやりたいのか、といった点から、
わたし自身のライフスタイルはこうです、というのを書いたPDFを10枚です。
そうすると、それに目を通して、
それができる能力があるところしか名乗りを上げない事になります。
それくらいの工事を取りに来たいところ、体制とスタッフがあるところしか、
名乗りを上げてこない訳ですので、勝手に得意不得意でふるい落とされるという事ですね。
ちなみに、前述のホームプロさんに登録すると
こちらのPDF冊子がもらえます。
この中にこんなページも載っています。(一部チラミセ)
初めての人にはとてもわかりやすいPDFだと思います。(^^)
おススメです。
フルリノベーションは、家を良く知る奥さんが主導した方が良い
今回の要望書では、自分が、今回のリフォームで何をしたいのか?
何を実現したくて、何のためのリノベーションなのか?
どんな未来にしたくて、妥協できる点、できない点はどこなのかを、
資料では、かなり細かく明確に書きました。
ですので、「この人、細かい、無理」という施工店は、
この段階で降りているはずです。(苦笑)
しかも、わたしの職業が、元インテリアコーディネーターだったということも、書いています。
そうすると、金額がおかしい見積もりを書いたら、すぐにバレる、
ということですね。
見積もりや上乗せがどうなっているかも知っていますからね。
(なにしろ、私自身が見積もりを作っていた側でしたから)
ですので、下手にごまかす見せ方をするより、
正直にわかりやすく提案してくださる方が契約できる感じでした。
そのように、きちんと対等に話せるように、情報を全てお渡ししました。
ですので、相性の良い施工店を選ぶ、一番のポイントは、
自分がどういう風に住みたいかを、きっちり把握する事です。
特に1000万円級の工事になると、そこをハッキリしておかないと、
グダグダになってしまいます。
私の場合ラッキーだったのは、法人の事務所兼自宅ということで、
わたしが決裁権限を持っていて、お金も出すという事で、
わたし一人の判断で進められる状況だったのですね。
ですが通常、家のリノベーションは、家族との打ち合わせになるはずです。
そうすると、家族と施工店の間で、矢面に立つ方は、
それらを全て把握している方が良いかなと思います。
旦那さんは、書斎やお風呂、トイレくらいは口を出しても良いですが、
基本は口を出さず、奥さんに任せる方が上手くいきます。(笑)
なぜなら、普段の家族の生活導線、荷物の量、使い勝手などは
普通は奥さんの方が詳しく把握しているからです。
リノベーションのテーマをハッキリとさせましょう。
相性の良い施工店を選ぶには、
今度、新たに住む家での暮らし方を、しっかり決めることが結構、大事です。
コンペをやる意味もそうでしたし、
自分が何を譲れて、譲れないのかを、
改めて精査しなければいけない、という事ですね。
あと、テーマがあると良いですね。
たとえば、今回のわたしの改装のテーマは、「ホテルライクな暮らし」です。(^^)
なるべくミニマムに暮らしたい、ということで、
引っ越す際にモノもかなり断捨離しました。
こちらは以前に泊ったことがある長崎のホテルの雰囲気ですが↓
こんなすっきりした暮らしがしたいな~と思って、今回の改装に踏み切ったのです。
モノを持たないというのもありますし、可能な限り家具も買わない方向です。
ですので、壁面収納で収納計画を組んでいく訳ですね。
ということは、そこに何をいれるかも計算しているという事です。
可動式の棚ではありますが、それも意味があって、数やサイズを決めています。
という事で、その暮らしまで想像できかどうかは、
家と、自分自身をよく知っていないといけないのですね。
施工店を見つける以前に、自分で自分の事を良く調べないといけない。
そのために、テーマを決めるのは良い方法です。(^^)
わたしの場合はホテルライクといって、
こんなホテルが好きです、という資料も一緒に、施工店にも出しているのですね。
そういう広いリビングで仕事がしたいと、先に伝えている訳です。
その10枚ほどの資料の中に書いてある一部をご紹介すると、こんな感じです
・竣工次期 2012年 3月 築年数 18年
・構造:鉄筋コンクリート造 陸屋根地上7階建 専用使用権 駐車場+庭
・分譲マンション 69㎡ 3LDK 名義:夫婦共有 ほど
50:50 毎月の支払も按分・全体予算 ●万(※どこまで工事をするかによる)
・工事希望時期 引き渡し希望時期 2021年4月上旬
・平面図 建物概要 別紙 データー参照
【リノベーション目的】
◎テーマは「何もないという贅沢」
物がありすぎない、極力物がない空間でゆとりや趣味も満喫できる贅沢なスペースを
あえて作ることで、シンプルで且つ上質な暮らしをしたい①生活スタイルの変化
事務所兼住宅で使っているマンションを、よりオンライン講座などにも対応できる間取りに変更したい。且つ、庭の風景を取り入れて、広々とした大空間で気持ちよく過ごしたい(私の入居当初からの要望)②主人との生活スタイルの違いを区別
事務所兼自宅にしているため、私が仕事をしている時間に主人が家に居ても、気兼ねなく過ごせる間取りへの変更③水回り設備の老朽化
マンション購入から20年以上経過しており、水回り設備の老朽化を感じている。
主人がお風呂はもっと広くしたいという要望もあり、この機会に水回りの使い勝手も検討したい④使い勝手が悪い収納(和室押し入れ・洋室クローゼット)の改修
南のリビングと北の洋室を一部屋にして、間仕切りなどで空間を区切る暮らしをしたい
(空間可変型のライフスタイルへ 大空間から小空間へと可変させる)
採光も南と北から取り込んで暗い部屋を無くしたい
※懸念事項 間仕切りを減らすことで冷暖房効率の低下、家族間の生活音の防音に難があることが予測される⑤老後に備えてフラットな床の設計と洋風スタイルへ生活チェンジ
床に座り膝を折る場所を極力減らす
これが、約1ページくらいの内容です。
ここから先は、更に細かく、ライフスタイルなども赤裸々に生々しく書いています。(苦笑)
旦那との生活時間帯や、過ごし方の違い、
何を気に入っていて、改善したい事はなにか、
あとは、各部屋の要望も書いていますね。
各部屋の要望については、ざっと、
・リビング 20個
・キッチン 11個
・お風呂 1個
・洗面所 6個
・トイレ 2個
・収納 9個
・洋室 2個
・下駄箱 1個
・その他 4個
これくらいの数を書いています。
(※ちなみに結果として、見積もりをいただいて最終的に作ったレイアウト図面はこちらでした。)
この資料を提示して、見積もりを作らせてください、と手が挙がったのは、
6社でした。
そこから4社に絞るのですが、その4社とどうお話が進んだのかは、
これ以降にお話をしていきます。
マンションフルリノベーションしたいと思ったら?施工店選びを成功させるコツ まとめ
今回の内容をまとめますと、
「マンションフルリノベーションしたいと思ったら?施工店選びを成功させるコツ」
というのは、
自分の暮らしを、ハッキリとしたテーマを持って、伝えられるようになる事、
ですね。
それではまた次回、お会いいたしましょう。
今回の記事を、動画でご覧になりたい方はコチラ
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