元インテリアコーディネーター×教室集客コンサルタントの夢を叶える中古マンション フルリノベ―ション物語 ⑥知ってるだけで10倍お得 フルリノベーション図面の読み解きポイント

本日は、

「元インテリアコーディネーター×教室集客コンサルタントの夢を叶える中古マンション フルリノベ―ション物語 ⑥知ってるだけで10倍お得 フルリノベーション図面の読み解きポイント」

という内容にて、お話をしていきたいと思います。

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知ってるだけで10倍お得 フルリノベーション図面の読み解きポイント

さて、今回は、

「知ってるだけで10倍お得 フルリノベーション図面の読み解きポイント」

という内容について、お伝えをしてみたいと思います。

 

今回は、図面の読み解きポイントについて、お伝えをしてみたいと思います。

わたしの場合、こういったパースをいただいたり、

どういう風になるのかいった平面図もいただいています。

 

このような感じの平面図に加えて、展開図と言って、

壁の四面を見た時にどうなっているのかを表したものをいただいたりしています。

 

さらに、こういった電気設備図面もいただきます。

この電気設備図面は、一見するとグチャグチャした感じに見えますが、

とても大事なのですね。

 

記号の意味などを書いた凡例もあって、その一覧が載っているのですが、

この図面から、何を読み解き、どう注意したら良いのかという読み解きポイントを、

今回は解説していきます。

 

寸法に対して敏感になるのが、一つ目のポイント

まず、図面を読み解く前に、

日常の家具といったモノの寸法に対して、敏感になって欲しいのですね。

たとえば、収納など、おおよその見た目で何となく寸法がわかる、

というのが、けっこう大切だったりするのです。

 

ここにちょうど、小さい時計があるのですが、

これが、パッと見て何センチくらいか分かりますか?ということですね。

わたしの場合、自分の手を広げた時の長さの基準を覚えていて、

それが大体21センチくらいなのですね。

 

そうすると、この時計が、見た感じでどれくらいかというと、

わたしの手の半分くらいなので、10cmくらいかなとおおよそ分かります。

実際に測ってみると、10cmとなっていますね。

 

iPadだと、わたしの手より大きいので、パッと見て30cmくらいだと分かります。

実際に測ると28cmくらいとなっていますね。

 

このように、特にリノベーションの計画を立てる時は、

モノの寸法を把握している方が良いです。

この家具が入りそうかどうかなど、パッと分かるかどうかは、

寸法に敏感になることが大事になってくるからです。

 

そのために必須の道具が、コンベックスと呼ばれる道具です。

スチールタイプのものが良いですね。

 

2mのモノも軽くて良いのですが、3mは欲しいです。

というのは、大型のテレビボードだと2400、

キッチンボードだと、3000のモノもあったりするからです。

 

天井は大体が2400なのですが、これは2mタイプだと測れません。

かと言って5mのタイプは、わたし自身は仕事の現場で使っていましたが、

頑丈で重たいですので、ぜひまず、これからリフォームやる場合は、

3mタイプのコンベックスを、いつでも持ち歩いてください。

 

色んな意味で、とにかく測る、という事ですね。

ぜったいにコレは欲しいアイテムです。

 

三角スケールも、用意しておきましょう

次に必須のアイテムが、三角スケールです。

たとえばこちらの図面は、50分の1で書いてあることが表記されていますが、

家具を買うとなると、そのサイズを図面に書いて落とし込んでいくと、

部屋の感覚が分かってきます。

 

そうすると、三角スケールの50分の1を使って当てていくと、

お部屋の感じや、長さが測れるのですね。

ですので、家具を置いた時の部屋の狭さなどを確認できるようになります。

 

ショールームは広いので、家具を置いても余裕があるように見えますが、

自分の家となると、かなり違ってきます。

たとえば私は、前の家では1800のテレビボードを持っていたのですが、

今回、ゆったりしたソファを買ってしまって、

その大きさを調べると、1800のボードが辛いことが分かりました。

 

そこで、事前に1500に買い替えたのです。

 

たかが30cmなのですが、お部屋の30cmは、けっこう瀬戸際だったりするのですね。

実際、図面を見ながらソファとのバランスを考えると、ちょっと厳しい感じでした。

 

今回、低灰をしたソファは、横が2000、奥行きが1000だったのですが、

それを三角スケールで当てて測り、人に歩けるスペースなどを調べると、

ローボードが1800の場合、人が歩くのがギリギリかもしれない、

ということで、買い換えたのです。

 

これは、引っ越しが終わって、家具を入れてから買い換えても良いのですが、

そうすると、引っ越し屋さんに処分などをお願いできなくなりますよね。

 

メルカリやジモティーを使うのも良いのですが、配送費などの交渉も大変ですし、

それをしてまで買いたいかを考えると、

処分費用を払っても、引っ越し屋さんで処分してもらう方が良いよね、となります。

 

そうすると、事前に発注手配をしないといけないので、

三角スケールで確認し、先に分かっている方が、結果的にラクになります。

 

これは、全ての家具や物に対して同じです。

ダイニングテーブルも、羽根が付いていて、延長式に変わるテーブルを手配しているのですが、

それを全て引いた時にどうなるのかを、三角スケールであらかじめ落とし込んで、

発注をしています。

 

全て計算をして、羽根が伸びていても大丈夫かを計算して買っているのですね。

 

それが事前にできるのも、この三角スケールです。

特に今回、海外製の受注生産といった雰囲気のものを、6ヶ月前から発注をしていたのですが、

こういったお洒落な家具は、平気で3ヶ月待ちといったことがあります。

 

そうすると、引っ越しが完了してからだと、かなり後になる訳ですね。

 

海外の工場で作って、船便で取り寄せるというのが、オシャレなインテリアの発注の基本、

といった感じになりますので、そこまでこだわりたい人は、

絶対に三角スケールと、コンベックスと仲良くなって、決めていく方が良いです。

 

ですので、この二つアイテムは、必須だと思います。

 

わたし自身は、仕事でずっと使っていましたので、

図面によって30分の1や、100分の1を、くるくる回しながら測っていました。

 

それらを鉛筆で書いていくと、これくらいの大きさになるというのが分かるので、

事前に、家具の配置や入る大きさ、更に、ここには観葉植物が置けそう、といった事や、

この幅だったら、これくらいのサイズが良い、

というのが事前にわかって、発注ができます。

 

細かいですが、ごみ箱も、以前の家にはスペースがなかったので、

扉の前に置いたりしていたのですが、

今回、背面ボードにゴミ箱スペースを設けて、そこに3基か4基かを入れる設計にしています。

 

図面を見ながら、現物も見て、寸法をアジャストメントして入れているのですね。

リフォームをやりたい方は、このコンベックスと三角スケールは必須です。

 

電気配線図の読み込みは、後から修正できない大事なポイントです

電気配線図は、生活に直結する、めちゃくちゃ大事な図面です。

そして、これは想像して読み解くしかないのですね。

 

ですので、何が大事になってくるかというと、

住まい方が分かっていて、必要な場所の、必要な数のコンセントが分かっているかどうかです。

これが大切なポイントとなります。

 

これが分かっていないと、後から延長コードをズルズル這わせて、

といった事になる訳です。

ですので、必要な場所に、必要な数のコンセントや、

照明などが配置されているかを確認する必要があります。

それを読み解く図面が、電気設備図面という訳です。

 

特に今回、私の図面で要注意なのが、

これらの記号ですね。

 

専用コンセントというのは、分電にそのまま繋がっていて、

ブレーカーが落ちないように、他と併用ができないようになっているコンセントです。

たとえば、食洗器専用などもありますが、

こういった情報がたくさん書いてあります。

 

これらをシッカリと確認して読み解くのが、とても大事になってきます。

 

高さ820と書いてある部分は、

大体、デスクなどの床からの高さは720が基本設計となっています。

チェアーは、座面までが420ですね。

キッチンも大体、850が基本の高さとなっていたりします。

 

そうすると、720のワークカウンターの上にコンセントが欲しいとなると、

そこから10cmほど上の、820という設計になる訳ですね。

 

この図面の読み解きは、とても難しいのですが、

生活に直結する情報が載っているのが、この電気設備図面なのです。

 

この図面を読み解けるようにしておくのが重要な理由は、

後から修正が難しい場合が多いからです。

 

たとえば電気やガスの配管は、基本、隠ぺい配管といって、

壁の中に配管されるのですね。

そういった塞がれてしまったものを、後からやっぱりここに欲しかったとなると、

壁を剥がすという、大掛かりな作業になってしまう訳です。

 

ですので、建築が始まる前に、想像で、全部を配置しないといけません。

そうすると、家具の配置も決まっていないといけないので、

事前にしっかりと読み込んで、計画しておくことが、とても大事になります。

 

たとえば、今回はキッチンのカップボードをコの字型にしていて、

電気器具を多く置く予定だったので、2口コンセントを3つ、全てアース付きで、

カウンターの台の上に設置していく予定となっています。

 

こういうのも、設備がすべて決まっていないと、確定できないので、

想像していかないといけないのですが、

どこに何が欲しいかを、計画しておく必要があるのですね。

 

他にも、建築化照明といって、壁からふわっと光が出ているタイプの照明も同じです。

高部照明といって、天井を照らす照明をラインで出すと、

フワッと天井が明るくなるものがあります。

 

ということは、これを建築工事の前に言わないと、壁を作ってもらえないので、

建築家照明は、あらかじめ想像して仕込まないといけないという事になりますね。

 

他にも、ライティングレールと言って、そこに器具を付けると、

場所を変えて明るさを取ることができるようになります。

 

ペンダントライトも、そのまま天井に直に配置すると、動かせなくなりますが、

わたしは、ペンダントライトを2灯やって、

手元が明るければOKということで設置をしています。

 

このように、自分がどういう住まいをしたいのかがあると、

事前に必要な設備などが分かりますので、

ここは、打ち合わせのしどころ満載の部分となります。

 

この電気設備図面の読み込みは、ここにコンセント欲しかった、など、

後悔しやすい場所です。

案外、住んで不満が多くて残念になるのが、電気設備図面の事前の読み込みなのですね。

 

ですので、しっかりと見て確認し、

照明については、明るさも想像しなければいけないので、

それで配灯計画をしないといけない、という事になります。

 

寸法に対する感覚と、電気設備図面の読み込みがポイント

お部屋の真ん中にドンと設置するシーリングライトは、

明るいのですが、陰影がつかないので、部屋の雰囲気が出ないのですね。

 

でも多灯照明にして、明るさが足りない打て暗くなっても困りますし、

それで電気代が上がっても大変です。

今は、LEDなど電気代が安い照明もありますので良いのですが、

空間を光で彩るような配灯計画は、やりたい事が先に決まっていないと難しいのですね。

 

ですので、電気設備図面の読み込みは、とても大事です。

今回、ご紹介をしました、コンベックスと三角定規、そして電気設備図面の読み込み。

これらをしっかりとやるだけで、かなり満足度の高い結果へと向かって行けると思いますので、

ご参考いただければと思います。

 

それではまた次回、お会いいたしましょう。

 

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