本日は、
「元インテリアコーディネーター×教室集客コンサルタントの夢を叶える中古マンション フルリノベ―ション物語 ⑦フルリノベーションの工程表のチェックポイントと工事日程の決め方」
という内容にて、お話をしていきたいと思います。
飛常識な教室集客コンサルタント高橋貴子
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フルリノベーションの工程表のチェックポイントと工事日程の決め方
さて、今回は、
「フルリノベーションの工程表のチェックポイントと工事日程の決め方」
という内容について、お伝えをしてみたいと思います。
いよいよ、図面がある程度できあがりつつある状態になってくると、
工事日程も、同時に決めていく事になります。
工事の規模によって、2ヶ月の場合もあれば、
3ヶ月、4ヶ月の場合もあるかもしれないのですが、
工程表は、このような感じのA4の紙があります。
そこに、どの工事がいつになって、という事が書いてあるのですね。
まず最初に解体があって、木工事があり、
そこから他にいろいろな工事があって、クリーニングという流れです。
最後に、アクシデントなどを修正するための期間があるのですが、
その後、入居となります。
フルリノベーションは、あまりやる人がいないと思いますし、
わたしも、スケルトンという一つの空間してからやる自分自身の工事は、
そうそうなありません。
ですので、しっかりと考えていく必要があるので鵜sね。
小さい規模で、1日で終わるような、トイレの便器交換や、クロスの貼り替えなら、
ある程度そのままどうにかなりますが、
水回りなど、配管の設備なども入ってくるとなると、そうそう簡単にはいきません。
お風呂も、昔と比べるとかなり早くなっていて、
ユニットを入れたらすぐにできるようになっていますが、
在来工法の場合、浴槽を入れる場所を作って、ブロックを積んで、浴槽をいれて、
モルタルなどを壁を仕上げて、といったように、
湿式となりますので、時間がかかるのですね。
その代わり、自由度がとても高いです。
広い浴槽や、変わった形の浴槽など、いろいろできるのですね。
ただし、すごく時間がかかりますので、
今ではユニットが主流になっています。
要するに、工事の規模について、全面なのか部分なのかという事ですね。
部分的な工事なら、住みながらのリフォームになる場合もありますが、
そうすると、職人さんも気を使うので、スピードも落ちます。
つまり、工程の組み方について、
現場を急がせるような組み方をするとと、上手くいかなくなることがあるのです。
基本、工程はじっくりゆっくりの方が、
追加工事などにも対応しやすくなります。
やっぱり、追加工事をしたくなってしまうのですね。
わたしの場合も、かなり綿密に打ち合わせをしてきましたが、
それでも現場に行くと、ここってこうできるのでは?
といった事を思いついちゃったりするのですね。
それを、ちゃんと良いタイミングで言わないと、現場が止まってしまいます。
ですので、なるべく工事の流れの中で、間に合う時にお願いしないといけません。
そうすると、余裕をもって日程を組んでいるかどうかが、とても大切になってくるのです。
その際、少し注意点として、
職人さんと仲良くなると、職人さんに言いがちなのですが、
請け負っているのは管理会社なので、何かある場合は、監督さんに言わないといけません。
工事の追加や中止、修正などは、監督さんに言わないといけない、
ということですね。
引っ越しも含めて、しっかりと余裕のある日程を調整しましょう
わたしの場合は自営業となりますので、
仕事を調整をすればいつでも引っ越しの日程が組めるのですが、
旦那さんが会社員なので、そう自由にはいきません。
そうすると、土日の2日で引っ越しというのは、
わたしの負担が大き過ぎる事になりますので、
連休が良いとなります。
工事は3ヶ月弱と言われていましたので、
その間で組めるところになると、もう日付が決まってくるのですね。
まず、3月は決算だからダメ。
4月も連休がなく、そうすると、工事開始は5月の連休でしかありえない、
となりました。
戻ってくる時も、7月の連休じゃないとダメだったのですね。
今回は、それを伝えた上で、工事日程を組んでいます。
そのおかげで、余裕がありましたので、
収納が欲しい、というような追加工事も、何とか間に合ったのです。
ただし、それはわたしが、
骨組みをされているのを見た段階で、ここは収納にできるのでは?
というのが分かるからお願いができたのですね。
同じことを、普通の方がやるのは、かなり難しいかと思いますので、
よく現場を見に行った方が良いかなと思います。
ですので、工事日程は、ゆとりをもって組みたいところです。
ゆとりをもって組むのには、もちろんデメリットもあり亜m素。
たとえばわたしは、仮住まいでUR賃貸を利用していました。
そうすると、UR賃貸は日割りなのですね。
早く出れば安い訳です。
ですが、急がせる工程を組むと、
何かあった時に工事を止めることになりかねません。
段取りがくるって、現場が止まってしまうかもしれませんし、
止まったものを再手配になった時に、もし手配できないとなると、
入居が遅れる事にもなりかねないのです。
ですので、最初からゆとりをもって組む方が良いのですね。
今回、7月23日が引っ越しとなっているのですが、
もともと、7月10日には仕上がって、クリーニングという工程でした。
ですが、少し残った工事が16日,17日となって、
23日に引っ越しという流れになっています。
でも、ギリギリになるかなという印象ですね。
この工事日程は、シビアに組むと逃げが効かないので、
ゆとりを持った方がいいですね。
わたしは実質、2ヶ月と少しですが、
最初から2カ月半ほどで組んでいました。
工事日程に合わせて、どこが決まっていくのかを把握しておきましょう
大きな工事の流れを言うと、まず解体が始まり、残骸処理ですね。
そこから、木工事が始まって、壁を建てる位置を作っていきます。
骨組みですね。
その時に、配線工事も進んでいきます。
ボードが張られる前に、水道、電気、ガスをやり直すという事ですね。
ですので、ここまでの間に、電気設備の図面をしっかりと見て、
現場の確認をしておかないといけません。
壁が塞がった後に、いきなりここにコンセントが欲しい、というのは基本はナシです。
できなくはないのですが、事前によく確認をして、配管、配線されているかを、
塞がれる間にチェックしないといけません。
木工事の後は、床、壁、天井の順で仕上げていくますので、
まずはフローリングがひかれます。
その後、ドア枠、窓枠、壁、天井という感じで、続きますね。
ある程度の形になってくると、ドアや扉が付いたりと、粛々と進みます。
ユニットバスも入ってきて、周りを仕上げるので、
ここも動かせなくなっていきます。
そのあとくらいに、内装工事が入ってきて、
クロスを仕上げたりしていきます。
わたしは今回、フロアタイルを使っているのですが、そこは内装屋さんの範疇です。
ですが、玄関の御影石は、タイル屋さんの工事になります。
エコカラットと言って、珪藻土タイルもタイル屋さんになるのですね。
キッチンには、キッチンパネルと言って、
お手入れが簡単なパネルを張るのですが、そこはキッチン屋さんがやる仕事となります。
ですので、同じ壁風でも、仕上げる人が変わりますので、
その兼ね合いも見て、ここを直す場合は誰の範疇なのかを確認した方が、
何かお願いする際にスムーズですね。
そして、最後の段階では、色んなことがバサバサバサっと進んでいきますので、
ほぼ毎日のように現場に行っていました。
キッチン、洗面、トイレは、数日で色んな業者さんがどんどん入って、
仕上がっていくからですね。
電気も、頼んだ電気を全て取り付けていくという作業が、
最後の1週間で一気に仕上がっていきますので、
ちゃんと見ておかないと、「あれ?」といった事になってしまいます。
今回、私の場合は、建築化照明といって、
天井を照らしたりする設計の照明や、ダウンライトを埋め込んだり、
ピクチャーライトを入れたりしています。
キッチンもペンダントライトを入れています。
ダウンライトが多く、ほとんどの器具を新しく頼んでいるのですね。
ほとんど埋め込み照明でしたので、新しく全て発注をしています。
この、照明の発注もなかなか難しく、
この一灯で、どのくらいの明るさになるか分かっておかないといけません。
私はそれが分かりますので、配灯計画についても、
まぁまぁ、照度が足りない事はなく、できているのですが、
拡散タイプのものと、スポットに近いものと、いろいろあるんですね。
スポットタイプは、ドラマチックな光を照らしたい時に使ったりするのですが、
一般住宅では難しいので、拡散タイプが良いです。
あと、照明はほとんどLEDで選びました。
昔のLEDは、じんわりゆっくり付く感じだったのですが、
今はパッと付くタイプになっていますね。
電灯の進化が続ていて、種類も増えていますし、
電気代が安くなるとも聞いています。
ですので、照明の数を今回は増やしているのですが、
あまり電気代は変わらないかもしれません。
最後は一気に仕上がっていきますので、
途中に頻度を多く見に行くことをおススメします。
また、書いてある日と違う動きになることもあって、
休みなのに人が入っていたりすることもあります。
ですので、最後は誰が入ってどう仕上がるのかも、チェックしておく方がいいですね。
工事日程は余裕をもって組んでおくのがポイント
工事日程は、余裕をもって組んでおく方が良い、
というのが今回のポイントですね。
そうすることで、何か途中に、修正や追加があった場合でも、
間に合うかもしれないからです。
そして、この工程を分かっておかないと、
設備やクロスを選んでいくタイミングについて、
何を早く決めないといけないかも、工程通りになるのですね。
そうすると、たとえばキッチンは大体が特注ですので、
届くのが、発注して2ヶ月になったりします。
ですので、何をいつまでに決めておかないか、というのがあるのですね。
それらも含め、余裕をもって発注をした方が良いです。
他にも、「クロスは最後の方なので、ギリギリでも良い」
といった事も言われますが、これも、早めに決めていく方が良いです。
結局はトータルコーディネーションなのですね。
今回わたしは。ホテルライクにすると決めていましたので、
グレー系と黒、差し色にブラウン。パープルも入れているのですが、
シックな色合いにまとめています。
そうすると、これらを一気に決める方が、カンが狂わないのですね。
一回、カラーコーディネーションで、色を確定して、
それを元に家具も買い足していく方が、間違いがないのです。
パースは工務店さんが書いてくれるのですが、
色の印象を合わせるのは、撮った写真に、設置したい家具を合成して作ったりして、
考えていました。
ですので、色合いは、最初にまとめて決めてしまった方が、
カンが狂わないので、間違いがないかなと思います。
その際、何か家具を選ぶ時のために、
小さいサンプルを持ちながら、決めていくのが良いですね。
床や壁、キッチンのパネルをお借りして、
それを見ながら選んでいく方がいいです。
特に今回、冷蔵庫も買い換えています。
以前はベージュの冷蔵庫だったのですが、今回はカップボードを白にしたので、
限りなく近い白の冷蔵庫にしました。
これも、早い段階で決めていたので、できたという訳です。
ですので、今回のポイントは、
工事日程には余裕を持たせて、決めるべき色などは早めに決めておく、
ということになります。
それではまた次回、お会いいたしましょう。
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飛常識な教室集客コンサルタント高橋貴子
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