元インテリアコーディネーター×教室集客コンサルタントの夢を叶える中古マンション フルリノベ―ション物語  ⑧フルリノベーション建築工事 思った通りの家になる仕様決定の考え方

本日は、

「元インテリアコーディネーター×教室集客コンサルタントの夢を叶える中古マンション フルリノベ―ション物語  ⑧フルリノベーション建築工事 思った通りの家になる仕様決定の考え方」

という内容にて、お話をしていきたいと思います。

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フルリノベーション建築工事 思った通りの家になる仕様決定の考え方

さて、今回は、

「フルリノベーション建築工事 思った通りの家になる仕様決定の考え方」

という内容について、お伝えをしてみたいと思います。

 

まず、仕様という意味なのですが、

こういった仕様書というのがあります。

 

これは、どこの何をどの品番の物にするのか、という事を決めていくのですが、

住宅のフルリノベーションとなると、決めないけない項目が多くなります。

 

たとえば、女性が好きなところで言うと、

設備系について、キッチンやお風呂、トイレ、洗面の4点は、

選ぶのも楽しいですよね。

 

床材や建具の色も、前よりかは種類が増えていますし、

さらに、クロスやカーテン、照明、ホームトリートメントと呼ばれる、

デコレーションして綺麗にしていくものも、選んでいく必要があります。

 

これを決めていく時の考え方と、

思った通りの家にするためには、どうすれば良いのか、という事ですね。

 

これは、ある程度、時間とのせめぎあいとの中で、

あきらめたり、割り切る部分もあったりします。

 

今回は、それをどうすればよいのかを、ご説明していきたいと思います。

 

よほどの拘りがない場合、提案していただいたメーカーさんの中で検討する

たとえば、キッチンとお風呂ですね。

 

今回は、クリナップとTOTOで、仕様決定したのですが、

中級クラスの内容が見積書に入っていました。

そうすると、その仕様は、どこまで入ってこの金額で見積もっているのか、という部分や、

自分自身がそれで満足するのかどうかが分からないので、

それを確定するために、考えていくことがあるのですね。

 

少し余談ですが、見積書で出してくるメーカーさんについては、

その施工店さんの営業の方が、仲が良くて掛け率が良いなどなど、色々理由はあるのですが、

そことメインで取引があるので、そこを推してくることもあります。

 

施工店側としても、本来は一つのメーカーで選ぶ方が、ラクなはずです。

ですが、バラバラで選んでくるという事は、

その施工店がそのメーカーについて強かったり、

リーズナブルに入ってくるようになっている可能性があるからなのですね。

 

今回のわたしのケースについて、

たとえばクリナップでも、一つランク下を見積もっていましたので、

実際にショールームに仕様を見に行きました。

 

そうすると、中級やもっと上のものがあって、

それを見ると欲しくなったりしますよね。

 

特にキッチンは、仕様の内容もそうですが、

扉の種類で、値段が変わる事もあるのですね。

 

建売だと、廉価版でやっていたりもするのですが、

要するに、自分の見積もりに入っているのが、どのグレードなのか?

それは気に入るのかどうか?

など、そういった部分があるのです。

 

そうすると、クリナップの他にも、色々メーカーもある、

という事になってきます。

たとえばリクシルや、あるいは外国製などもあります。

ですが、それぞれに掛け率を計算して、全ての見積もりを取り直すのは、

到底ムリなのですね。

 

なぜなら、着工までの時間が間に合わないからです。

 

わたしのケースは少し珍しくて、

たとえば、誰かの転勤や、その日までに入居するというひっ迫した状態ではなく、

後ろが決まっていない状況でした。

 

ですので、自分が納得した形で折り合いが付けば良いから、

という感覚でしたので、そのようにお話をお伺いしていたわけです。

 

ですが、逆算して着工する日を考えると、

それなりにスピード感をもって、決めていかなくちゃいけない状況でした。

 

そすると、クリナップさん一つのメーカーでも、

これだけ分厚いカタログになっている訳です。

 

ですので、よほど拘りのメーカーがあるという訳でなければ、

施工店さんの出してきたメーカーさんなど、ここで決めようという範囲を決めておく方が、

スムーズなのですね。

 

でないと、200万や300万円といった金額も変わってしまうからです。

 

TOTOのバスルームも、カタログがかなり分厚いです。

そうすると、材質や色などなどによって、値段がすごく変わってくるわけです。

 

ですので、まず標準仕様はどうなっているのか?

そして、自分の予算はどれくらい割けるのか?

といったように、キッチンはここまで使っても良いかな、という基準値を使っておかないと、

際限なく、見積もりが決まらない状態になってしまいます。

 

それに、細かい仕様まで全てを見ていくと、多すぎて大変ですし、

他にも決めなくてはいけない部分もあるので、決まっていかないのですね。

 

通常、施工店側は、「工事やりながらでも間に合う」と言ったりすのですが、

それは、早く契約を取りたいという事情もあったりします。

実際、工事はどんどん進みますので、ゆっくり選んでいる時間はありません。

発注期限が来て、どんどん切られてしまうのですね。

 

そうなってくると、選択肢が増えなくなってしまうので、

まず最初の段階で、時間的な余裕と、金銭的な余裕があった方が良いのですね。

 

いったんは、提案をしてくださってきているメーカーで行こうと決めて、

そこのメーカーだけのグレード感を見る、というのがおススメです。

 

というのも、絶対にこうしたいという強いこだわりがない場合、

どこのメーカーも、似た感じでラインナップが組まれているからです。

 

ですので、私の場合には、お風呂がTOTOさんで決まって、

洗面系もTOTOさんにするというのもありました。

 

テーマが決まっていると、後悔しない理想の家になっていく

リフォームやリノベーションは、確かに、大きな金額を支払う事になりますし、

思い入れを持って、全て決めていきたい気持ちもわかります。

 

ですが、絶対に譲れないところと、ここは大丈夫というデッドラインを決めて進めていかないと、

何も決まっていかない、という事になるのですね。

 

特に、家族の意見を調整しなくてはいけない場合、

家族会議で決めていく事になるので、さらに時間がかかりますし、

その会議の結果、見積もりの値段が大きく上がって、

やっぱりやめるとなると、その時間が水の泡になります。

 

ですので、全部を決めていくには、

貫かなくてはいけない芯や、こうしたいという方向性を決めて、

シッカリ決めていかないといけないのです。

 

わたしの場合は、ホテルライクがテーマですが、

それが決まっていると、その方向性で全てを選んでいけばいい訳ですね。

 

そうすると、だんだんと監督さんも慣れてきて、

「高橋さん、今回はホテルライクですからね」ということで、

色んなご提案をしていただけるようにもなってきます。

 

その結果、大理石調のものが増えたりもしたのですが、

方向性を決めておくと、スムーズに決まっていくという事ですね。

 

インテリアコーディネーターの方も、テーマに沿って提案をしてくれるようになりますので、

あれこれと迷って、無駄な時間を浪費することも、なくなります。

 

テーマと予算を決めて、それを軸にして仕様を決定していきましょう。

リノベーションのテーマと、より上質な暮らしという部分でのせめぎ合いに加えて、

後は予算の上限ですね。

 

今回のわたしのリノベーションでは、わたし自身が全てを決めていけましたので、

ある程度のデコボコはありますが、納得できるように予算の上限を考えていました。

 

そうやって決めていかないと、

工事期間の工程の中で、どんどん発注が入っていってしまうのですね。

 

つまり、理想の家にしたいなら、

最初の段階で全てが決まっていて、

インテリアのイメージも、方向性をバシッと決めて、

軸がぶれないようにしておく方が良いのです。

 

ショールームに行くと、本当に素敵なものがあって、

心がグラグラと揺れてしまう、という事が良くあります。

 

わたしが建築の仕事をしているころは、それを止める側の立場だったのですが、

今回、自宅のリノベーションという事で、

テーマに沿わないものは切って、見ないようにもしていました。

 

とは言え、これは楽しい時間でもありますね。

それに、ショールームに自分の好みの仕様がそのままあるとも限りません。

 

色彩に関しても、濃い色を入れ過ぎたと思っても、

実際に入れてみると、色が薄まる傾向もありますし、

逆に、グラデーションなど細かいところを気にし過ぎても、

仕上がったものを見たら、ほとんど白だったということもあり得ます。

 

こういった色合いのさじ加減も難しいので、

ショールームで見る際に、大きいものが見れるなら、見せてもらう、

といった形で考えるのが、無難かなと思います。

 

 

仕様決定の考え方についてまとめますと、

あきらめるところは諦め、軸とテーマを決めて選んでいく、

というのがコツとなってくる、という事ですね。

 

それではまた次回、お会いいたしましょう。

 

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