本日は、
「元インテリアコーディネーター×教室集客コンサルタントの夢を叶える中古マンション フルリノベ―ション物語 ⑨フルリノベーション建築工事 品目選びの注意点【キッチン編】」
という内容にて、お話をしていきたいと思います。
飛常識な教室集客コンサルタント高橋貴子
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フルリノベーション建築工事 品目選びの注意点【キッチン編】
さて、今回は、
「フルリノベーション建築工事 品目選びの注意点【キッチン編】」
という内容について、お伝えをしてみたいと思います。
住宅の場合、設備三点セットと言われる品目があるのですが、
キッチン、お風呂、洗面化粧台の3つが、そちらになります。
これが大きな項目として考えられますね。
その中でも、特にキッチンは、
女性の一つの憧れだと思いますし、
機能的に美しくしたいという品目となるかと思いますので、
選ぶ注意点というのがあります。
その選び方に加えて、予算もありますね。
使いやすさが一番ですが、やっぱり綺麗に越したことはありません。
そこで今回、わたしがどこを拘ったのかを、お伝えいたします。
いよいよ、今回の9日目のお話からは、
新居に戻ってきた状態からお届けしているので、
キッチンも、実物をお見せしながら、お伝えしていきたいと思います。
キッチンは、そもそも入らないケースがあります。
今回、私が選んだのが、
クリナップのステディアというきっちんなのですが、
キッチンは、扉の面材などで、大きく値段が変わっていくのですね。
ですので、どのクラスで見ているのかで、
見積もりが大きく変わるのがキッチンなのでうs。
わたしは最初から、工務店さんに対して、
キッチンはこうしたいという要望を伝えていましたので、
いわゆる建売仕様や、スタンダードのものより、少し上を見ていてくださっていました。
そのお陰で、面材を上げる必要はなかったのですが、
設備面で値段が上がっていったのですね。
コンベック電子オーブンや食洗器といったあたらいで、
大きく値段があがったりしています。
あと、おしゃれな換気扇ですね。
この辺りはポンポン値段が上がります。
では、何から選べばいいのかというと、
キッチンは「建築化工事」という範疇に入るというのがあります。
また、間取りによって置ける形や、排気、排水など、
色んな業者さんが入ってくる部分でもありますので、
おいそれと形を変えたりできない範疇となるのですね。
キッチンについて夢があって、先にショールームを見てしまって、
これが良いな、と思っても、置けなくてダメというケースもある、
という事です。
ですので、デザインを考える前に、まず配置ですね。
これを図面上で、最初に決めておく必要があります。
私の場合、もっともネックだったのが、排水です。
1階だからという事もあって、位置が決まっているのですね。
その管が邪魔になって、やりたいデザインができない、といったケースもあるので、
排水の向きなどが悪い場合、10センチくらい床を上げて対応する、
というお話もした上で、決めていきました。
まず形がある程度まで決まって、
床や天井を剥がし、排気、フード、電気、ガス、排水が分かった時点で、
その仕様で良いか確定をしていく、という条件で進めたのですね。
この辺りは、絶対的に打ち合わせをしながら進めていく必要があります。
そのサイズが確定してから、面材などの部分を決めていく、という順番になります。
今回、わたしが選んでいったキッチンについて
今回のわたしの間取りについて、
以前の間取りでは、2150mmくらいのキッチンでした。
お庭の方を向いているのは良いのですが、全体的に狭くて、
なにかと大変だったのですね。
ですので、キッチンの向きを変えることで、
2列のI型にしました。
そこに、2700mmという大きなキッチンを入れて、
後ろの食器棚もそれくらいのサイズにしています。
2列のI型は、収納量が増えるのですね。
実際のパースは、こんな感じになっております。
実物を少しお見せすると、こんな感じに仕上がっています。
キッチンの設備を決めていく上でポイントとなるのは、
100万円くらい、金額がスグに変わってしまうという点です。
まず、建築上いけるのかどうか、というのが一点、
そして、次に使う設備ですね。
今回、食洗器を入れていますが、
わたしはこれまで、食洗器を使った事がなかったのですね。
以前のキッチンで、食洗器をを入れるとなると、
大掛かりな工事になる上に、あまり効果的ではない事がわかっていたからです。
オーブンも、組み込みだと大掛かりになるのが分かっていたのですね。
ですので、今回はそれらがマストだったのと、
コンロはガラストップにしました。
電気調理にするかを迷ったのですが、
パンの時に火が強いというので、今回はガスにしました。
どの工事が必要なのかという条件もありますので、
それらも決めていく必要があります。
その際、最近のカタログはとても親切な作りになっていて、
決めていく順番で、カタログが構成されているのですね。
今回、ベースとなる見積もりは、施工会社さんが考えてくれていて、
メーカーはクリナップさんになっていました。
クリナップは、ステンレスキャビネットが特徴的で、
昔から綺麗だという定評があったのですね。
他のメーカーにする事もできたかもしれませんが、
そういった事も知っていましたので、そのまま採用しました。
設備の進化って本当にすごいのですね。
今回は人造大理石にしているのですが、
シンクと一体になっている天板を選んでいます。
そうすると、継ぎ目に汚れがたまったりすることがないのですね。
ステンレスはキレイで良かったりするのですが、
一体型だと、つなぎ目ができないので、そちらを選びました。
フードも、通常は壁につけるフードなのですが、
家具に近いキッチンにしたくて、
ちょっとおしゃれなT型のシロッコファンにしています。
基本は、手入れがしやすく、キレイを保てる、
というので考えているので、
排水溝も使いやすい形にしています。
レンジフードも、洗えるものを選んでいます。
色や取っ手などのも決めていきます。
色や取っ手など、細かい部分の仕様もバラバラに全て選べるのですが、
今回、わたしはクイールキャメルという、新色が出ていたので、
そちらにしました。
背面が、クリスタというシリーズで、鏡面調の扉にしています。
茶色を壁に使うと、けっこう、茶色くなってお部屋全体が暗くなってしまうので、
キッチンと後ろの食器棚は色を変えています。
カタログの順番の通りに前から選んでいくと、
このように仕様が決まっていく、という事ですね。
人造大理石の他にセラミックもあったのですが、
セラミックはさすがに高かったですね。
次に、扉や取っ手を決めています。
わたしは、基本は取っ手が見えないのが好きなのですが、
キッチンをそれにしてしまうと、手が引っかかってしまって、使いにくいと思ったので、
モダンな雰囲気の黒の取っ手にしています。
後ろのキッチンは、取っ手がないシルバーのタイプですね。
こちらは、後で実物をお見せしたいと思いますが、
他にも、レイアウトによっていろいろなものがあります。
私の場合、収納については、ほとんど引き出しを採用しました。
引き出しは、奥まで見えるというのが良いところになりますね。
背面の食器棚も、基本は引き出していますので、
上から見て、全てのものが分かります。
キッチンを選ぶうえで重要視したのは、お手入れと使いやすさ、見やすさなのですが、
この辺りが、今回の大きなポイントになっていきました。
設計の段階で、自分が何を優先するのかで、これらが変わってくるのですね。
私は、電子コンベクションオーブンを入れることや、
背面のキャビネットは、ゴミ箱スペースを空けるなど、
構成を決めていきました。
全てを収納にすると、ごみ箱が外に出るから、作業がしにくいのですね。
ですので、ゴミ箱はシステムキャビネットに収めたい、というのが、
切に変えたい内容でもあったのです。
カップボードも、引き違い戸にしたのですが、
これも見やすくて良いですね。
実物を見ながら、キッチンの選び方をチェック
電気設備で言うと、3個口の電源をアース付きで入れています。
ですので、どんな調理器具が来ても大丈夫なようにしていますし、
ワークトップの正面にも、2口コンセントを入れています。
そのような設計にしたことで、使い勝手が良く、かつ、視線を遮る感じでできていますね。
この後、実際にご覧いただきながら、確認をしていきたいと思います。
こちらが、施工が終わったキッチンですね。
立ち上がり壁の中に、ニッチという埋め込みスペースを入れてもらって、
中央にコンセントを配置しています。
こないだ、このスペースでパソコンを使いながら作業する、
というのがあったのですが、その際も、使い勝手が良かったですね。
手拭きも見せたくなかったので、中に入るようにしています。
こちらが、先ほどご紹介をしました、シンクと人工大理石と一体になっているタイプですが、
継ぎ目がないので、手入れがしやすいのですね。
ポケットもシンクの中に入っている一体型ですので、掃除がしやすいです。
シンクも、流れるシンクということで、一点に水が集まるようになっています。
こちらが、背が高い蛇口ですね。
背が高めの花瓶なども、そのまま洗えるので、とても便利です。
フードが、こんな感じになっています。
こちらがコンロですね。ガラストップコンロで、ガスを選びました。
収納はほとんど全てが引き戸になっている、という感じですね。
そしてこちらが、食洗器です。
全て引き戸タイプになっている、というのが、
本体のキャビネットの構成です。
こちらは、背面に3口コンセントが3つあるので、
どこに家電も置けますし、配膳代としても使えるようになっています。
上の収納は扉タイプですね。
それ以外の収納は、基本は引き出しで、
そしてここが、わたしの拘りのゴミ箱入れです。
これは、最初から設計して決めておかないといけない部分となります。
収納が全て引き出しですので、けっこうな容量が入るのですが、
色が鏡面の白ということで、広く見えるようになっています。
他に、汚れが落ちやすいキッチンパネルも張っています。
照明は、ペンダントにしたかったので、このような形になっています。
対面でフルオープンなのですが、手元が見えませんので、
手元の洗い物とかガチャガチャしたのを見せたい方にはおススメですね。
品目選びの注意点、キッチン編のまとめ
今回、わたしが知りうる限りの不満点や、
お客様から昔、聞いていた不満点も参考にするなどして、
使い勝手がいい形になったと思います。
住んで1週間ほどになりますが、
とても使い勝手が良いと感じつつ、暮らしている次第です。
キッチンなどは、住宅のリフォームの見積もりなどで選んでしまえば、
あとは納品されるだけなのですが、選ぶ内容が多岐にわたります。
わたしでも、ショールームの打ち合わせに3時間くらいが掛かっています。
ですので、メーカーが決まったら、
カタログを読み倒すくらいで、ちょうど合ってくるのではないでしょうか。
今回、わたしの場合は、キッチンの面材などを決めたと同時に、
それに合わせて、冷蔵庫とレンジも買い換え、
カラーコーディネートの部分も、自分で行っています。
ぜひご参考にしてみて頂ければと思います。
それではまた次回、お会いいたしましょう。
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