本日は、
「元インテリアコーディネーター×教室集客コンサルタントの夢を叶える中古マンション フルリノベ―ション物語 ⑩フルリノベーション建築工事 品目選びの注意点【浴室(ユニットバス)編】」
という内容にて、お話をしていきたいと思います。
飛常識な教室集客コンサルタント高橋貴子
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フルリノベーション建築工事 品目選びの注意点【浴室(ユニットバス)編】
さて、今回は、
「フルリノベーション建築工事 品目選びの注意点【浴室(ユニットバス)編】」
という内容について、お伝えをしてみたいと思います。
お風呂については、皆さんのご自宅もそうかもしれませんが、
インテリアコーディネーターをしていた際によくあったのが、
旦那さんが口を挟むことが多い、ということです。
キッチンは、奥さんを中心に決めていくのですが、
お風呂は旦那さんが出てくることが多いのですね。
ですので、お風呂の大きさは、旦那さんは大きく取りたがる、
奥さんは洗面を大きく取りたがる、というせめぎ合いが出てくるのが、
お風呂の品目選びの特徴かもしれません。
今回のわたしのリノベーションについては、
わたしが主導でやっているので、そういったせめぎ合いはなかったのですが、
やはりお風呂に関しては、旦那さんも、一言だけ言いたいみたいで、
広くなると嬉しいということを聞いていました。
ですので、そちらの希望も含めて、品目選びをしました。
お風呂は、広さが決まっている場合が多い
お風呂を広くといっても、現場の状況もありますので、
必ずしも広くできるとは限らないのですね。
ですので、同じ大きさのものに入れ替える、というのが通常です。
戸建てだと、16・16という一坪タイプや、
1.5坪くらいのものが良く使われるのですが、
私のマンションでは、13・17という、
浴槽に対して、洗い場がすごく奥行きがある、といった構成になっていました。
旦那さんが、広くしたいと言うのは、基本は浴槽という事ですね。
そうすると、脚を伸ばす方については、1300という事になっていますので、
1700という方で、浴槽の幅を広げるのはできました。
ですので、そこで広く感じてもらおうかなという事で選びました。
このように、浴室の入れ替えは、現場状況によります。
今回、わたしのケースで、動かせないと分かっていたのが、
トイレだったのですね。
上の人との配管の問題があったからです。
それ以外は動かせるということでしたが、
お風呂の基本サイズは変えずに、リノベーションしました。
これは、本当に配管の状況が全て許せば、できるかもしれませんが、
コストが結構、かかったりもします。
ですので、現状と同じ大きさを選ぶのが基本かなと思います。
今回、わたしが選んだお風呂について
今回のリノベーションでは、和室をつぶして、
リビングをとても広く取っています。
そして、こちらがプライベート、こちらがパブリックという事で分けて、
たとえば私が仕事中でも、こちら側で身支度もできる、
というようにしています。
その中でのお風呂、という事で、
TOTOさんのお風呂を選んだのですが、
お風呂も、グレードがどう変わるのかについて、値段が変わります。
まずは広さですね。
そして、壁のパネルのデザインや、浴槽を人造大理石にするかどうか。
材質はどうするのか、という形でお値段が変わっていくことが多いです。
今回、わたしはホテルライクをベースにしていましたので、
FRPというタイプの浴槽にしていたのを、人造大理石の浴槽にしました。
最近のカタログには、マンション用のリモデルの際にやりやすいものも載っていて、
ユニットバスを選んでいます。
ユニットバスに対して、在来工法というものもあります。
浴槽を置いて、その周りを作っていくのですが、
これは、湿式工法といって、時間がかかるのですね。
そうすると、工期を短くしないとお風呂に入れない時間が長くなりますし、
ユニットバスは保温性も高いという事で、ユニットバスにしました。
その中でも、何を選ぶのかで値段が変わるとう事ですね。
今回、浴槽にしては横幅を少し広くしたという事で、
ゆったりタイプというのがあったので、そちらを選びました。
他にも、今は色々なタイプがあって、驚きました。
お風呂はなるべく保温性が高いもので、
床もカラリ床という、冬は暖かく、水はけが良いものを選びました。
排水溝も、ぬめりやカビを押さえるタイプのものですね。
後はデザインということで、
メタルのステンレス系を入れています。
お風呂は、お掃除が楽で見栄えが良いのがよいですよね。
風呂蓋も、2枚で開くと、洗いやすいですので、良いなと思います。
以前は蛇腹型だったのですが、溝に汚れがたまったりしました。
そして、特に今回のポイントは、引き戸にした点です。
3枚引き戸というタイプがあったのですね。
基本はどこも引き戸にしているのですが、
浴室も三枚引き戸にしました。
そうすると、空けるスペースも必要なくなりますし、
開口部も広くなるのですね。
そうすると、介護などの必要となる場合にも、入りやすいというのがありますよね。
ですので、浴室の引き戸はおススメです。
後は、カウンターをどうするかといった部分も決めたり、
鏡についても、縦型が多いのですが、横型にしました。
そうすると、全体が広く見える感じになりますね。
お風呂は誰が洗うのか、という事もあったりしますが、
できるだけ清潔にしたいので、お手入れが楽なのが良いですね。
お風呂は、サイズありきでパーツを決めていきましょう
お風呂は、サイズがまず決まりますので、
その中でしか決められない、という事がポイントですね。
あと、ここは旦那さんの意見を入れていく方が、
円満に進みやすいかなと思います。
他の追加工事は渋るのに、
お風呂の追加工事には普通に出したりするのも、特徴だったりします。
色については、今回、わたしは温泉旅館に行ったような気分、
ということで、黒を選びました。
これは好みの問題ではありますが、自分自身が白を見飽きたのもあって、
洗面化粧台も黒にしています。
黒は、白い水垢が大敵となりますので、
以前よりも洗う頻度が増えました。
なので、かえって良かったのではないかなとも思っています。
このような感じで、お風呂はまずサイズが同じになるケースが多いのが一つと、
その中でも、今は良い浴槽や、広さを感じるタイプもありますので、
広さをどうにか確保するのは、夢がかなうかなと思います。
なんとなく、以前よりも配管スペースを取る部分が、減っているような気もしますね。
あとは、換気扇や照明もついていますので、
パーツは、キッチンほど多くは選べませんが、
インテリアによって、雰囲気も変わるかなと思います。
実際の浴室をご紹介
それでは、実際に見ながら解説をしていきたいと思います。
こちらが、先ほどの説明にありましたら、横長の鏡ですね。
そして、3枚引き戸がこんな感じです。
開口部が広いのが特徴です。
こちらが、カラリ床と呼ばれる床で、
冬は温かく、水はけが良いという床材となっています。
他は、基本的にステンレスを中心に入れていますので、
手入れしやすいように選んでいます。
こちらが人造大理石の浴槽ですね。
頭を置く場所があったり、蓋もフラットになっています。
全体的に茶色系にする事で、リラックスできる空間というイメージにもしています。
お風呂は、基本的にはお手入れがしやすいのが良いかなと思いますね。
使う水の量も多いですし、直接、触れる部分にもなりますので、
楽しくお手入れできる浴室が良いかなと思います。
それではまた次回、お会いいたしましょう。
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