私が「まずは自分でやってみること」を生徒さんにオススメしている理由【パン・お菓子・料理教室 開業・集客講座|横浜東京】

デザイン

こんにちは。

高橋貴子です。

 

こちらの記事を読んで下さっている方は、

おそらく教室の先生(一人で運営している)が多いと思います。

 

今回は、私自身の経験も踏まえて

本日のテーマ

“私が「まずは自分でやってみること」を生徒さんにオススメしている理由”

についてお話したいと思います。

 


■何でも屋な開業コンサルタント(笑)


さて、みなさまもご存知のように、(※知らない方は今から覚えてくださいw)

私は、さまざまなことにチャレンジしてWEBマーケティングの

自分なりの理論を持って生徒さんの指導にあたっています。

(ある意味何でも屋的な要素もあったりしますけど)

 

そして生徒さんには、自分が試して成果が出たことを中心にお伝えしています。

 

もちろん、失敗したこともありますのでそれがなぜ失敗だったのか、

ということも合わせてお伝えしています。

 

HPはもちろんのこと、ブログ、FB,YOUTUBEに代表されるSNS、

その他電子書籍や、写真、コピーライティングなど

多岐に渡るチャレンジをずっと続けてきましたし、今でも続けています。

 

そんな私が開業間もない、もしくは開業して3年以内でまだ起動に乗っていない教室の先生

にどうしてもお伝えしたいことがあります。

 

それは、

 

「まずは自分でやってみること」

 

についてです。

 

それが、ホームページ製作にかかわることや、ブログ構築にかかわること、

動画製作にかかわることで、自分がパソコンが苦手だったとしても、です。

 

 

理由は、

 

「私が苦労したから」。

 

その苦労は無いほうがいいと思ってお伝えしています。

 

 


■リスクヘッジをかける癖をつける


 

「リスクヘッジ」という言葉はご存知でしょうか?

 

教室の先生などにはあまりなじみのない言葉かもしれませんね。

 

「リスクヘッジ」とは「危険回避・損失回避」という意味です。

 

私は営業の時代も長かったし、管理職もやってましたので、

ある案件を判断する上でリスク(危険)がある場合には、

それを回避できる予防策を2つ以上立てて前に進むジャッジをすることがありました。

 

そうしておくと、仮にうまくいかないことがあったとしても

損失を最小限におさえることができます。

 

この考え方は、私が個人事業主として独立したときにも

色濃く反映されています。

 

たいていのことは、最悪の事態は回避できるように事前の準備をしておくことが多いです。

 

まぁ、パン教室の運営そのものではそこまで大きな損失はないですけどね。(笑)

 

だから、例えば誰かお仕事のパートナーさんに依頼する場合があっても、

その依頼する内容については、

 

「必ず自分が一度はやったもの」

 

について依頼するようにしています。

 

具体的にいうと、、、

 

・YOUTUBE動画の製作、アップ

・HPサイト製作

・ヘッダーデザイン、バナーデザイン製作

・電子書籍製作

・チラシ製作

・ステップメール製作、設置

・広告文、製作設置 

 

など書くとキリがありませんが。。(笑)

 

この中の特にみなさんにとってハードルが高いのはHP製作でしょうか。。

 

—-というのも私が一番身につけてよかったと思っているスキルはHP製作だからです。(笑)

 

このスキルがあったよかったと思っている理由は

 

①ハイスピード

②コストパフォーマンス

③デザインの自由度

 

という3点の自由が手に入ったことでした。

 

HPを自分で作れれば、更新したいとき、ちょっとした修正でも

自分ですぐにできます。

ヘッダーデザインなども季節ごとに変えている時代もありました。

 

このスピード感はお客様へのニーズにこたえる上ではとても重要なポイントですね。

 

そして、コストについては、

「自分がこれぐらいの時間がかかった。時給換算で○○円になる」

ということを意識できると、

「お金を払ってでもプロに頼んだほうがいいかどうか」

の判断基準ができます。

 

私はホームページの簡単なものなら自分でも作れますが、

複雑なレイアウトやデザインを多様する場合には、上記計算をすると

プロに頼んだ方が早いので、今はメインフレームを自分で作るのことはそんなに頻繁ではありません。

(とはいえ、自分で4つぐらいはサイト作ってますけど。。)

 

開業当初は資金が少ないこともありますし、

自分の経験値があれば外注パートナーさんとの価格交渉において

実感を持ってジャッジができるので、

必ず自分が一度はやったことがあることについて仕事を依頼したほうがいい

生徒さんにお話しています。

 

そんな私なので、例えば外注先で何かのトラブルがあったとしても

最悪自分で対処できる可能性があるので

お客様に迷惑をかける可能性が少なくなるのです。

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さて、そんなリスクヘッジをしている私でも以前大変苦労したことがありました。

 

HP製作について、とても懇意にお願いしていた方が

その方の個人的な事情で手を引くことになり、

中途半端な状態で投げ出されたことがあったんです。

 

すぐに代替の人を探さなくてはならなくなりました。

 

幸いなことに、その後、運良く以前の担当者よりも

よい方と出会うことができたのですが、

そのときになぜ私がその方と出会うことができたのか?

 

という点がポイントなのです。

 

私に基本的なホームページの知識があり、

たとえ中途半端な状態で投げ出されたとしても

 

その内容を完璧に把握していたため、

新しい方との打ち合わせはスムーズにお伝えすることができたのです。

(私自身は2度同じことを説明することになった手間はありましたが。。)

 

これもひとつのリスクヘッジでした。

 

とはいえ、その当時かなり信頼していた方で

ほとんどホームページ周りをすべてをお願いしていた方だっただけに、

一時的な事業的なダメージはかなり大きかったのですが、

最悪の部分については、自分の知識で補うことができたのです。

 

だから、良い方にも出会うことができました。

 

そこで思った教訓が

 

・最悪の事態の回避のため、必ず自分ができることの範疇は作っておく

・どんなにすばらしいパートナーだったとしても一社に頼り過ぎない

=リスクを回避する

 

という2点でした。

 

だから、お金が順調に回るようになったら、自分がすべてやる必要は無いですし

コストパフォーマンスを計算しながら、上手に外注パートナーさんとお付き合いするのは良いと思います。

 

でも一番最初は、

 

「まずは自分でやってみる」

(※どうしても自分できないことがわかれば、それはそれで価値のひとつです。

外注パートナーさんに感謝してお仕事をお願いしましょう)

 

ことをお勧めします。

 

それが、結果として自分を救うことにもなるし、お客様にご迷惑をおかけするリスクを減らせるので

最悪の事態を軽減することができます。

 

 

苦手はあるかもしれません。

 

それでも、誰かにお願いしようとしていることはどんなものなのか、

それだけは把握できるようにチャレンジするのも

開業当初の大事なミッションなのではないかと思っているのです。

 

 

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