革命のファンファーレを鳴らそう!【教室開業・集客|横浜・東京】

マインド

私がパン教室で独立起業したのは、2011年の1月のこと。

今から6年前冬。

そして、来年2018年1月を迎える前の2017年の冬、

私はあるひとつの決意をする。

 


■一番苦手なもので起業する

 

私は独立起業をパン教室開業という形で成しているが、

私の起業の経緯はおそらく他のパン教室の先生とは異なっている。

 

なぜなら、私は自分が一番苦手なもので起業しているからだ(苦笑)

 

ーーー独立開業したのち、私の周りの友人は口を揃えて言ったものだ。

「貴子さんが、エプロン?!パンの先生なんて?!信じられない!」と。

それぐらい、私とエプロン姿というのは、

私の周りにいてビジネスをしている友人達からすると縁遠いものだった。

もちろん、私自身も自分の姿をみて苦笑したものだ。

「あー、私、パンの先生なんだよね」と。

 

実際、私がパン教室の先生になったのは、

「教室経営のコンサルタントになりたかったから」だった。

 

最後の会社員としての職場は、パンをこねる機械を販売する会社だった。

そこで、私は営業であり、事業部長として仕事をしていた。

 

営業の流れのなかで100件以上のパン教室や料理教室を回り、

いろいろな先生と話をするうちに、9割近くの先生たちがネット弱者で且つ

「集客」について悩んでいることを知る。

 

そして、ある先生の悩み相談に乗り、

一旦は閉鎖しようとしていた教室をちょっとしたアドバイスで立ち直り感謝された時に

 

「高橋さんみたいな女性のコンサルタントがいたらいいのに。

そうしたら私、間違えなく相談するわ」

といわれたのがきっかけで

私は”教室経営のコンサルタント”になりたいと思うようになる。

 

しかし、その職業を独立の手段として選ぶことは私の性格上できないことだった。

なぜなら、私の仕事のポリシーはいつでも”現場主義”だったからだ。

 

現場主義とはどういうことかというと、

必ず、自分が経験したことをベースに人に伝える。

誰かの情報だけを鵜呑みにしない。必ず自分の目でみて体験する。

ということだ。

 

だとすれば、コンサルタントとして相談に乗るのであれば教室運営をして成功させて、その事例とデーターを持って、アドバイスをすると決めた。

 

だから、私のコンサルティングはいつでも

「机上の空論」ではなく「実践から導き出される成功法則」になっている。

 

■石の上にも3年

 

私は現在、教室開業・集客のコンサルタントとして活動している。

だから当然、相談にいらっしゃる先生からは「集客」についての悩みをよく伺う。

 

・ブログを更新しているんですけど、全然生徒さんが集まらないんです。

・SNSでたくさん発信しているのに、全然成果がでないんです。

 

そういうお悩み相談は定番の話だ。

 

ところが、実際にどれだけ更新しているのか?

どれだけたくさんの発信をしているのか?

 

を伺うと実際には、その方たちの行動量は、

私がやってきた量、または今活躍している先生たちから

聞いている行動量の1/10にもならないケースが多い。

 

もちろん、下手な根性論をふりかざすつもりもない。(苦笑)

 

その人が人生において何に重きをおくのかは、その人の選択。

だから、何も教室経営を一生懸命やる必要もなくて趣味でやる分には

行動量が少なくたって、満席にならなくたって何の問題もない。

 

でも、もしも仕事として成り立たせたい、本気で稼ぎたい、と思うのであれば

「甘い」と思うシーンも多々ある。

 

・やらなきゃいけないとわかってても時間がなくて

・作業が苦手なので後回しになって、、、

 

という言い訳もよく聞く。(苦笑)

 

もう一度言います。

 

趣味なら努力はいらないし、稼ぐ必要はないのでそのままで大丈夫。

でも仕事にしたいなら考えが甘いと思う新米先生が多いのも事実だ。

 

時間がないなら、作る努力をする。

苦手だからこそチャレンジする。

 

それが仕事へ向かう基本姿勢だと思うから。

 

私がそんなことを言えるのは、私が苦手な分野(パン教室という仕事)を選び、

その先の「コンサルタントになる」という目標のために

教室を運営してきちんと起動に乗せたからだ。

その期間は軽く3年を有している。

 

それが、3ヶ月とか6ヶ月とか、自己流で書いてみたブログの結果だけ見て

「集まらない」とか「自信が無い」とか言っている場合ではない、

ということが理解してもらえるだろうか?

 

正しい知識を学び、正しいやり方で必要量の行動をする。

その上でやっと成果が出る。

それがビジネスの基本だ。

 

私の能力はもともと、ビジネス寄りの分野で発揮されるものが多い。

よく多才ですね、といわれるけれど、

水面下ではいつだって新しいことをするときにはチャレンジの繰り返しだ。(笑)

 

そんな中でビジネス上最大のチャレンジが実はパン教室での独立起業だったのだ。

 

だから、私のパン教室は「パンが大好きで始めた」というわけではなくて、

「コンサルタントとして成功するモデルを作り上げるために運営した教室」。

理論を具現化するために運営したパン教室だった。

 

もともと、私の職業選択の基準は「人に喜ばれること」。

だからそれは自分が苦手な分野を選んだとしてもポリシーは変わらない。

 

来た方に最高のパフォーマンスを。

喜んで帰ってもらいまた来たくなる、ディズニーランドのようなパン教室。

をイメージして、教室全体のコンセプトを作り上げる。

 

顧客層、トレンド、唯一無二の特徴作り、などマーケティングリサーチから始まり、

それを実際に拡散露出をさまざまなSNSを使うことで

全国から生徒さんが来る、すぐに満席になる教室作りを実現することができた。

 

もちろん、その過程はすべてデーターを取ってある。

それは、自分がコンサルティングをするときに

必ず生徒さんを助けるデーターになると確信していたからだ。

 

もちろん、失敗だってたくさんある。

すべての集客施策がうまくいくわけではない。

 

金銭的な失敗だってある。

特に広告の失敗は20万とかすぐになくなるぐらいのインパクトのある失敗だ。(苦笑)

 

いろんなところで学ぶ。

どんなところで学んでも何かしらの学びは得ると決めて参加しているが、

全然値段と見合わないところだと思うところにお金をつっこんだことだってある。(笑)

 

そうやって、たくさんのことを学び実践して3年経ったときに教室も起動に乗り、

会社員退職時の年収になり、

そこでやっとコンサルティング事業への比重を傾けていくことになる。

 

その期間3年。

まさに石の上にも3年だ。(苦笑)

 

あ、ただ誤解してほしくないのは、その3年間も決して辛い3年間だったわけではない。

私は自分が立つと決めた場所では、

全力で楽しみ、全力で仕事をすることを決めている。

 

だから苦手分野のパン教室事業だったとしても、

知識をフル稼働して研鑽に励み、生徒さんが喜ぶレッスンやパンのレシピを開発しつづけ、もちろん、生徒さんの笑顔を見て喜び、活力にしてきた3年だったことに間違えはない。

 

私は自分の教室生徒さんが大好きだったし、ビジネスの世界だけではありえない、

ノーストレスの人間関係の職場を初めて体験して、こういう世界もあるんだなと改めておもったりしてそれはそれで幸せな時間を過ごさせていただいた。

 

私が、常に飛常識なことをし続けることができた原動力は

自分がパン業界出身ではなくて、ビジネスの観点から「顧客視点」を中心に教室運営を組み立てる目を持っていたからだったのだと思う。

 

そして、ある意味ドライに割り切る視点から、ビジネスとして教室運営ができるのかというチャレンジでもあった。

 

だから、スピードと行動力があるわたしでさえ、

本来の目的のコンサルタントを目指すために3年の期間は必要としている。

 

だったら、あなたがもしもあなたが今教室を立ち上げて数ヶ月しか経ってなくて、

しかも、たいした行動量が無かったとしたらそれはそのまま数字に比例する。

それは、自分だけの努力目標ではなく、周りとの相対評価だ。

 

だから昔に開業している先生は今ほど苦労なく、簡単に集客できている。

いまから開業するなら、すでにたくさん教室がある中での開業だ。

以前よりも難しくなっているのは当たり前。

 

夢は思いを行動に変えた分だけ、叶う確率が高くなる。

 

だから、本気で夢をかなえたいのなら

その分の行動量が必要になるのは必至のことで、

それは、そんなに難しいことでもないと思っている。

 

なぜなら、「好きこそものの上手なれ」。

好きで情熱を持って開業する教室なら、

私よりも苦がなく運営できると思っているからだ。

 

情熱はそのまま本気度に現れる。

本気ならきっと成功するしできると私は確信している。

必要なのは踏み出す勇気と行動力だ。

 

そして、私はそういう本気で人生を変えたい先生を

応援してサポートして

自立した経済と自由を手に入れてほしいと心から思っている。

 

■慣れを選ぶな。変化を選べ。

 

私のひとつの考え方に現状維持は衰退である、という考えがある。

しかもその衰退は緩やかな衰退。

だから自分が現状維持できていると思っているときは実際は衰退している。

 

環境は変化する。柔軟に対応しなくてはいけない。

それはビジネスであろうと教室事業であろうと一緒だ。

 

慣れは楽だ。

人によっては居心地がいいかもしれない。

 

でも私は変革を求めていつでも前を向いて生きている。

それがきっと私にとって生き続けることなんだとも思っている。

 

そして、そのために私が決意したことをお伝えする。

 

それは、パン教室アトリエリブラの閉鎖。

2017年12月いっぱいで閉鎖します。

 

ーーーーこの決意を決めるのに、かかった期間は1ヶ月。

 

ビジネスの判断は瞬殺で決めることができる私が、

少ないクラスだったとしても現在通ってきてくださっている生徒さんの顔がちらつきどうしても決断できなかった決断をやっとすることができた。

 

来期からは、私が本来あるべき姿、私が一番なりたかった姿へ一本化する。

それは、

「本気で人生を変えたい女性を全力でサポートするコンサルタントになる」ということ。

 

私のパンを楽しんでくれている生徒さんがいるのは重々わかっている。

わたしだって、6年間、自然に集客できるようにあらゆる導線を集めて作ったHPからはいまだに何もしていないのに申し込みや問い合わせが入る。

もちろん、先が無いことなので申し訳ないと思いつつすべて断り続けている。

 

SEOも意識して作っているHPなので、特定のキーワードで検索すれば10万件の中でいまだに1ページ目のトップに出てくるようなWEBサイトだ。

ここまでにするのにそれなりには苦労も努力もしている。

 

そんなふうに順調に集客ができているサイトを手放しても、

私はこれからやりたいことに向かうために舵を切る。

 

”執着をしない”、これが今年の私のテーマだ。

 

うまくいっているときほど手放す覚悟をする。

次のステージにシフトするためにそういう決断をする時もある。

 

パン教室も、アトリエリブラを慕ってきてくれている生徒さんも大好きだ。

でも、これからさらに飛躍したい私にとって、

アトリエリブラのパン教室の空間に縛られるのは

やはりいささか窮屈さを感じているのも事実だ。

 

だから、断腸の思いで決意をする。

その先の未来に向かうために。

 

これが私の生き方です。

 

だから、みなさんごめんなさい。

来期の開講はできなくなりました。

 

■革命のファンファーレを鳴らそう!

 

先日、「革命のファンファーレ」西野亮廣著を読んだ。

こちらに印象的だった一文を引用する。


周りがなんと言おうと、

世間がなんと言おうと、

昨日までの常識が何と言おうとかまわない。

キミの人生の決定を、他人や環境や時代に委ねるな。

キミの人生はキミが決定しろ。

(中略)

キミの革命のファンファーレを鳴らすのは、キミしかいない。


 

私はいつでも自分の人生を自分で選択して決めて歩いてきた。

 

それは、決して経済的に恵まれていない環境だったとしても

私は自分がほしい人生を手に入れることをあきらめたことは無い。

 

時間がかかっても、回り道をしても必ず最後にはたどり着けると信じている。

そして私は「行きたいところに行き、会いたい人に会う」と決めている。

 

だから、コンサルタントの活動に舵を切るなら今よりももっと気軽に

全国も、世界も飛びわたれる羽を手に入れることになる。

 

「パン教室アトリエリブラ」の高橋貴子としても活動は終わるけれど、

その代わりに「飛常識なコンサルタント」の高橋貴子が

あなたの住んでいるところにいくかもしれない。

 

革命のファンファーレを鳴らそう!

 

そして、私はあらたな自分になる2018年を迎える。

 

あなたはどうする?

 

決意をするならいつでも世界は変わる。

 

飛常識な世界を手に入れるために

私が必要なのであれば、

いつでも私に会いに来てください。

 

あなたを応援しています。

 

高橋貴子

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