コーチ・カウンセラーなど|私のサービスは形が無いものなので売りにくくて困ってます【教室開業・集客コンサルタント 横浜東京大阪 スカイプ全国対応】

高橋貴子の教室の先生お悩み解決チャンネル【動画付】

こんにちは。高橋貴子です。

本日は

「コーチ・カウンセラーなど|私のサービスは形が無いものなので売りにくくて困ってます」

についてお話をしたいと思います。

私は、実は形が無いものを売るほうが得意です。

営業をやっていたので、いろいろなものを売ってきました。

いろいろなものを販売して、ご購入いただいてきました。

 

たとえば旅行業。

旅行というものは、行くことではじめて成立します。

申込みをする段階では、
パンフレットで妄想と空想を働かせていただくしかない。

そういうような商品です。

 

その後で就いたのがインテリアコーディネーターです。

家は一生に一度の買い物と言われるだけあって、
買うまではどんなものなのかさっぱり分からない状態です。

でも、図面や、タイル見本や、クロスの見本を見てもらって、
設備・照明はどうなのかと説明をして、
想像をしてもらいながら
なんとか近しいもので空間として成り立って、
入居してはじめて家を売ることとして成立する。

これもまた形が無いものです。

 

ブライダルのバンケットのプロデュースもそうです。

テーブルクロスなどを全般的にコーディネートして、
その一部であるテーブルクロスを貸し出す会社の営業もやっていたことがあります。

その場合は、式の当日に、
クロスだけではなくて室内装飾のすべてによって
全部が成り立ってはじめて空間というサービスが成立します。

それまでは妄想と空想でどうにかするしかありません。

そういうサービス・商品です。

 

私が唯一、商品としてモノを扱ったのは、
ニーダーというパンをこねる機械を販売する会社でのことです。

このときに、はじめてモノを販売しました。

 

今回の質問をくださるような方は、
スピリチュアル等の精神的なものを扱っていたり、
コーチングなども含めて、
心の部分を扱っていらっしゃったりする方々です。

「変わる」という期待値に対して対価をいただくというサービスです。

 

もちろん気持ちは分かります。

けれども、目に見えないだけに、
価値をきちんと伝えることができて、
信じてもらえるのであれば、原価や定価という目線で見られません。

そして、
価値にお金を払うことを喜びに感じるようなお客様と出会うことができます。

それはそれで、決して不利なことではないと思います。

 

いわゆるお料理教室やパン教室は成果物がそこにあるので、
たしかに形があるものではあります。

でも、
プロダクトタイプ=製品タイプの販売店とは違い、
どちらかというと、値引き交渉のようなことがされにくい業界です。

先生のキャラクターというものも付加価値になることもあります。

 

家電量販店で売っているようなパソコンやカメラというようなものだと、
その品番を入力して検索すれば価格comなどで価格比較がバッと表示されます。

値引き交渉が激しくされてしまう業界や業種ということです。

そういうものから比較して考えると、
教室というものはまだ売りやすいほうだと思うし、
私は、形が無いもののほうがむしろ売りやすいと思っています。

 

もちろん、それが苦手という方もいらっしゃると思いますが、
私自身のパーソナリティも含めて商品であるというように考えられるので、
そこまで難しいものではないと考えています。

たとえば私はコンサルタントですが、
クライアントの業績を伸ばすために私のサービスはあります。

でも、本人に頑張ってもらわないと商品が仕上がりません。

商品というのは、
自分が思う成果として稼ぎたい額なのかもしれませんし、
作りたいと思っていた教室を作ることがかなうという未来が商品なのかもしれません。

いっしょに作っていくクリエイティブなところが私は好きだったりします。

だからこの仕事を選んでやっているわけでもあります。

 

おそらく、
スピリチュアル、
コーチング、
カウンセラーも、
似たような感じだと思います。

クライアントの未来を作るという
目に見えないところに手を入れていくことになります。

その未来を想像してもらう想像力を、
二次元のウェブ上でどう表現するのかが難しく感じられるのだと思います。

 

何を求めているのかはあるていど言語化したり
イメージに近い画像を使ったり
ご自身のキャラクターで発信していくということで信じてもらえるような領域です。

私の個人的にな意見としては、
そこまで難しいものではないのではないかと思っています。

 

逆に、
難しいと思ってしまうとハードルが高くなるので、
そこは「飛常識に」ご自身のブロックを外していただいて、
自分自身を商品として扱っていく形で見せていくということも良いのではないかと思います。

難しいと思うと難しくなってしまうのかもしれません。

 

私はむしろ、形が無いものを売るのが得意なセールスでした。

ご参考になさってください。

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