「ファーストペンギン・スピリット」
失敗するリスクをいとわず新たなことに挑戦する姿勢を「ファーストペンギン・スピリット」と呼ぶ。
海の中にいる獲物を得るために自らを危険にさらすことを覚悟して、
氷床から真っ先に海に飛び込むペンギンになぞらえたもの。
こんにちは。
高橋貴子です。
先日、カンブリア宮殿のTV番組で小池都知事の特集をしていたんです。
その中で小池さんが発言した言葉
「ファーストペンギン」という言葉をきいて
「なるほどな~」と思ったので、記事を書いています。
起業家はファーストペンギンであるべし
私は、最初こそ、それなりの大きい企業に属したものの、
その後は転職するたびに就職したのは、
中小企業か、ベンチャー企業(笑)
しかもいつも、新規事業部とか、
「今までに無い仕組みを作る部署」
が立ち上がるタイミングでその会社に入ることが多かったです。
きっと私が元来「ファーストペンギンスピリッツ」を持っていたからだと思います。
ゼロから1を作る、というのはもちろん大変なことでもあるけれど、
その分世の中に無いものを作り出すというのは
とても大きな喜びも伴うものです。
だから、不思議なことに、
その最初の立ち上げは大変なんですが、
それが社内に定着して一般化するときには、
そこから去って新しい場所を探して動くことも多く、、(笑)
そういう使命の人なのかもしれません。
さて、マーケティング理論の中に「イノベーター理論」というお話があります。
新しい商品が世の中に生まれて定着して最後その商品が衰退していくまでの
消費者の動向をあらわしたものです。
●イノベーター理論とは、、、
イノベーター理論とは1962年に米・スタンフォード大学の社会学者、
エベレット・M・ロジャース教授(Everett M. Rogers)が提唱したイノベーション普及に関する理論で、
商品購入の態度を新商品購入の早い順に五つに分類したものです。
- イノベーター(Innovators:革新者):
冒険心にあふれ、新しいものを進んで採用する人。市場全体の2.5%。 - アーリーアダプター(Early Adopters:初期採用者):
流行に敏感で、情報収集を自ら行い、判断する人。他の消費層への影響力が大きく、オピニオンリーダーとも呼ばれる。市場全体の13.5%。 - アーリーマジョリティ(Early Majority:前期追随者):
比較的慎重派な人。平均より早くに新しいものを取り入れる。ブリッジピープルとも呼ばれる。市場全体の34.0%。 - レイトマジョリティ(Late Majority:後期追随者):
比較的懐疑的な人。周囲の大多数が試している場面を見てから同じ選択をする。フォロワーズとも呼ばれる。市場全体の34.0%。 - ラガード(Laggards:遅滞者):
最も保守的な人。流行や世の中の動きに関心が薄い。イノベーションが伝統になるまで採用しない。伝統主義者とも訳される。市場全体の16.0%。
この中で言うと、私はイノベーターか、アーリーアダプター的行動をするケースが多いですね。(笑)
しかも、起業家に向いているのは、やはり
「イノベーター」
なのではないかと思うのです。
それはすなわち「ファーストペンギン」でもあるわけですけどね。(笑)
パン教室をやる傍ら、(しかもパン教室のメニューは当時どこにもないメニューばかり)
日本に上陸したての電子書籍を出版して、講師になって、
いつでも自分の中で「革命」=レボリューションばかり起こしながら前に進み続けています。
人は私のことを一ヶ所にとどまっていられない「まぐろ」だという人もいるし、
そこにいたかと思ったら風のように次の場所に行っているような
「メリーポピンズ」のような人だという人もいるし、、。
どちらにしても光栄ですけどね。(^^)
「退路を断って前に進む勇気」
は人によっては無謀だという人もいるけれど、
その覚悟がないと、起業ができなかったというのが正直なところ。
副業をしながら売り上げがきちんと見えたら本業をやめてそちらに専念するのが
リスクがなくて、いいのはわかっていても、
その時間がもったいなくて。(笑)
いつでもやりたいことはそのときにやりたい。
だから決断もいつも瞬間に決めているのです。
その割には、後悔したことはないですね。
きっと私の人生はいつでもレボリューション。
そしてきっと明日もまた風に吹かれて行きたいところにいくんだろうな。
メリーポピンズのように。
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