プロフィール
教室コンサルタントになろうと思ったきっかけ
「高橋さん、私 教室を閉鎖してパートに出ようと思っているの」
と、親しくしていたお菓子教室先生から相談されたのは、私がまだ独立する前の会社員で働いていた頃のこと。
当時私は、パンをこねる機械「パンニーダー」というこね機を販売する会社の事業部長兼、教室の先生の訪問営業をしていました。
パンニーダーをパン教室やお菓子教室の先生に使っていただけるように、使い勝手を聞きながら教室の業務に生かしていただくようなご提案をする提案営業がメインの業務。
他の営業は男性ということもあり、自宅教室でやっている先生なので、顧客が女性ということもあって、料理・お菓子・パン教室の訪問営業はほぼ私が一手に引き受けていたのです。
会社の業務と自分の勉強と趣味を兼ねて回った教室数は150を超え、その中でたくさんの先生と知り合い、特に仲良くなった先生からは自然と経営の相談を受けるように。
- 他の教室ってこういう時にどうしているの?
- 集客が安定しない、何かいい打開策はないかしら?
- こういう時に誰に相談したらいいのかわからない
そんなお声を聞くうちに、私はニーダーの営業でもあったけれど、ビジネス的にはおそらく教室の先生よりは、ビジネスの知識がある部分もあったので可能な限りの知恵を絞ってアドバイスをして差し上げていました。
そして私のアドバイスを受けて、それを先生が実践すると次に訪問した時には状況が改善したり、問題解決したことをお礼と共に報告を受けるようになり、そんな話を伺っていると私もうれしくなって、
「こういうことでお役に立てる仕事もいいなぁ」
とおぼろげながら思っていたのでした。
そんなある日、突然、言われたのが前述のコメントでした。
「高橋さん、私 教室を閉鎖してパートに出ようと思っているの」
「え?、先生のお菓子おいしいし、生徒さん喜んでますよね?
もったいないですよ。教室閉鎖するの」
「でも、いまひとつうまく集客ができなくて生徒さんが集まらないの。
だからお菓子も好きだし教えるのも好きだけど仕方ないわよね。」
————その時に私は思ったのです。
“どんなに技術があっても生徒さんが来なければ教室運営は成り立たない”
そしてそのためには、「集客」のスキルは必須なんだと。
当時、私は、まだインターネットマーケティングやweb集客については全くの素人だったけれど、それでもその先生をなんとか助けたくて思いつく限りの施策を提案してみました。
結果、その先生もそのアイデアに取り組んでくださって、閉鎖することなく、教室運営を続けることができるように。
しばらくして、先生にお会いした時 こんなことを言われました。
「高橋さんみたいなコンサルタントがいたらいいのに、私そうしたら絶対にお願いする!」と。
———この一言が、私が「教室開業のコンサルタント」になろうと決めたきっかけになったのです。
会社員からの独立する時に最初に選んだ道
その後、会社の決められた枠の中で働くことよりも、
「自分で責任を持って好きなことを仕事にして働きたい」
と決意する時がきました。
年齢42歳。
会社員歴22年 転職4回。
(ツアープランナー、インテリアコーディネーター、ブライダルバンケットプロデューサーなど)
法人営業マネージャー、事業部長を歴任した後の大きな決断。
もちろん、頭の中には「教室開業のコンサルタント」になりたい道は最初から決まっている。
でも、いきなり独立して、経験も信用も無い状態ではそれは難しいと判断したのです。
だから、私が最初に選んだ道は、、、
「いつでも満席になる人気教室を自分で作り、そのノウハウを持ってアドバイスすること」
その決意からオープンさせたのが
「7つの天然酵母パン教室 アトリエリブラ http://a-libra.com/」
でした。
パン教室を運営すると決めた以上、教室作りと教室運営に全力を注ぎました。
ニーダーの営業時代に培った、あらゆる知識(製パンメーカー、酵母の会社、機器、製パン道具の会社、料理教室、パン教室、お菓子教室を150以上回って得た知識)を複合、総合して講座をつくり他には無い教室のコンセプトでオープンしたのが「アトリエリブラ」です。
オープン当時9割以上を満席にして教室スタートできた理由
会社員をやめる前、
実は、私は「次は独立するかもしれないな」と密かに思っていたので
会社を辞める1年前からインターネット集客のコンサルタントの先生の会員になり、全く未知の領域のインターネット集客を学んでいました。
会員の9割が男性。しかもほとんどが物販やコンサルタント、士業の方などが多い中、パン教室の先生なんて一人もいない。(苦笑)
でも、とにかくその中の成功者の体験談を自分なりにパン教室運営のノウハウに変換して貪欲に学んだのです。
とにかく、当時はびっくりするほど、web業界の用語がわからなくて、
コンサルタントの先生の講義を聞いても半分以上は意味不明(苦笑)という衝撃的な体験をして、カルチャーショックを受けたことを今でも覚えています。
だから、教室の先生が「インターネット集客」に対して、苦手意識やアレルギー反応を起こす気持ちはよくわかっているつもりです。(笑)
でも、私は教室運営には「集客」が課題であることは先生の悩みを聞いて嫌という程わかっていたのでそこをどうしてもクリアしなくてはならなくて、且つその手段として一番有効な方法は「インターネット集客」であると理解して地道に実践に取り組みました。
教室をオープンさせる前に最初に取り組んだのはメディア作りです。
発信する媒体(当時はホームページやブログなど)を作らないと外向きに発信することもできないことを知っていました。
だから、一番最初に取り組んだのはホームページとブログ作りです。
とはいえ、これらを作るのは簡単なことではありません。
なぜなら、技術面と集客導線面と両方を兼ね備えたサイトになっていないと集客力が弱まるからです。
技術面については会社員の退職後、開業前の4ヶ月はwebデザインの専門学校に通うことに。
webの技術は集客の要にもなるし、外部の人に毎回頼んでいると
・コストがかかる
・スピードが遅くなる
ことを知っていたので、まずは自分で作れるようになることを第一優先としました。
集客導線面についてはどうしてもビジネスの基幹の考え方が必要になります。
そこができてないとデザインはきれいでも集客しにくいサイトになってしまいます。
なぜなら、しっかりした教室の軸とも言える「コンセプト作り」ができてないと集客しやすいホームページを作ることはできないからです。
- 自動的に未来の生徒さんに探してもらえる教室コンセプト
- コンセプトをキャッチコピーに変えてwebで発信する方法
- その発信を効率よくできるわかりやすいサイトの作り方
を学び、集客しやすい「型」をつくりサイトを完成させました。
そしてそのサイトを使って、
「適切な方法」で「正しく露出」することで、未来の生徒様をwebで引き寄せることができて、教室オープンの2011年1月に9割以上の席を埋めてスタートすることができたのです。
レッスン料金の事前入金の振込の通帳を記帳して、1月に130万以上の振込があったことを見てようやく「これならやっていける」と実感したのは、オープンの為のネット周りの準備を開始してから7ヶ月後のことでした。
会社を辞めたのは4ヶ月前でしたので、会社に勤めながら同時並行でコツコツサイトを作っていたことになります。
試行錯誤の3年間の軌跡〜アナログとインターネットの融合〜
「選ばれる教室のコンセプト」を作り、変革を繰り返しながら作り上げていく過程で、うまくいくこともいかないことも当然ありました。
いくらコンサルタントがいても、運営してみて初めてわかることなんて山ほどあるのです。
コンサルタントは膨大な経験値から適切であろうアドバイスはくださいますが、実際に実践して、またさらに変化をさせるのも自分自身の責任です。
そうやって私はある意味、自分自身の教室をいろんな角度から施策を試してみました。その学びは成功も失敗もすべて経験値、学びとしてデーター化して、いずれ出会う「未来のクライアント(きちんとした教室運営をしたい先生)」のために蓄積しました。
私はもともと22年ずっと法人個人に関わらず営業をしてきたので、アナログでの営業展開はいろいろと経験がありました。
DM、電話、チラシ配り、展示会営業、訪問営業、カウンター販売などなど。
だからアナログの営業に対しても特に抵抗はなかったし、開業当初はアナログの活動も当然だと思っていたのです。
でも、インターネット集客をきちんとまなび、正しい方法で実践すると、アナログ営業よりもはるかに広い商圏のお客様に効率よく出会うことができることを知り、そちらをメインに行うことを決めました。
会社員を辞めた当時の年収は600万円。
教室開業初年度は試行錯誤しても半減の300万で終了。
主人との約束で3年以内に元の収入まで戻すといっていたので残り2年。
必死に活動した結果、3年で600万を超え、当初の目標を達成することができたのです。
失敗しない教室運営の早道を知ることが大事
みなさんはご存知でしょうか?
- 開業して1年以内で無くなる教室 50%
- 開業して3年以内で無くなる教室 70%
- 開業して10年以内で無くなる教室 95%
それぐらい、無計画な教室開業は潰れる確率が高いということです。
もちろん、上記データーには事業にするつもりもない、いわゆる「趣味」の教室も含んでいるので数が多くなっているのも否めません。
私が提唱しているのは
「10年続く教室経営の基盤作りとその思考法」なので
目先1年のスパンでの教室開業運営ではなく、5年、10年先どんな自分でありたいのか、そこから「今」を設計していくコンサルティングをしています。
だから、その考え方が身につくなら実は教室だけではなく
違う事業を立てたとしてもその考え方を応用すればそちらの事業も回していけることになります。
現に私は3年でパン教室と並行して全く違う事業も行いました。
- 美容食学料理教室 http://b-lifestyle.net/
- 電子書籍出版スクール&コンサルタント http://liplus.net/
すべては基本法則の応用なのです。
だから、原則的な考え方が身につくなら、そのスキルは違う事業をやってもうまくいかせることができる一生もののスキルになるのです。
とはいえ、その道筋のための学びの投資もすごい金額になっていたことも否めません。(苦笑)
3年間で600万以上は使っています。
Web周りの専門技術的なスキル(HP製作やSNSのサイト作り)に加えてマーケティング、動画、写真、画像加工、コピーライティング。。とにかく、その時に必要と思うネット集客&コンサルタントとしての知識習得に必要だと感じたものはすべて片っ端から学んでいったのです。
結果どんな私になることができたか。
「WEBの設計もできるビジュアルデザインにも強い経営コンサルタント」
という特徴をもつことになりました。
だから、私の生徒様は、私がうまくいかなかった道を回避して、最初からうまく行く道筋を手に入れて実践できるので早く確実な運営スキルを手に入れることができるのです。
ビジネス・デザイン・マインド の3本柱を育てる
高橋貴子が運営する教室開業アカデミーでは、
自身の特徴でもある「ビジュアルデザイン」と経営脳「ビジネスマーケティング」、そこに加えて成功脳を作り出す「ビジネスマインド」を融合した総合スキルを学べるカリキュラムになっています。
とりわけ、見過ごされがちな「ビジネスマインド」の構築。
普通のコンサルタントはここ、アドバイスしていません。
でも私はむしろここが実は一番根っこの部分で大事だとおもっていて。
だからこそ、ここが整うと一気に成功への道が加速します。
経営もデザインだと思っていて、
女性の場合は、特にビジネス一辺倒だと気持ちが萎えるんですね。(笑)
だから、女性脳=右脳=デザイン
男性脳=左脳=ビジネス
この両輪をバランス良く、設計してアドバイスできるのも私の持ち味だと思っているし、他の人が持っていない特徴だと思います。
「ワンストップソリューション」
一箇所で教室経営に必要なスキルがすべて整う。
それが私のコンサルティングサービスの最大の特徴です。
飛常識な未来デザインをする
私は今まで、やりたいと思ったことは全部叶えてきて
(もちろんそれに向かう上での障害なども当然あります)
その経験から、
「世間の常識はあなたの常識ではない」
ということを強く実感しています。
だからこそいわゆる世間一般の常識の枠を超えて
「飛常識」に思考を整えることができれば
「明日からでもあなたは変われるし、欲しい未来を手に入れられる」
と信じています。
そして私はそんなあなたと出会って、その未来の道筋のあかりを灯す
女神の灯台でありたいと思っています。
飛常識な未来創造コンサルタント 高橋貴子
ドキュメンタリープロフィール動画
概略
神奈川県横浜市にて、写真と7つの天然酵母パンを楽しむパン教室「アトリエリブラ」を主宰。イメージはパン教室のディズニーランド。自らもパンの女神をイメージし、独自のパン教室を確立。
他のどこにもないコースのみで展開し全国から生徒さんが通う人気パン教室の講師としては、異色のビジネスキャリアを持つ存在。
ツアープランナー・インテリアコーディネーター、ブライダルバンケットプロデューサー、営業経験22年の中で、事業部長職を2社で経験した営業ウーマン。最優秀営業賞も獲得したバリバリのビジネススキルを持つ。
150以上の料理教室訪問の経験をベースに2011年1月 パン教室「Atelier Libra(アトリエリブラ)」を開業。今まで培った経験を生かし、従来の常識にはとらわれないユニークなパン教室。自身のレシピ本出版をきっかけに電子書籍の可能性に目覚め、2013年秋からは、リプラス「電子書籍出版ディレクター」としての活動開始「キンドル電子書籍の女王」としての異名をもつ。
現在は女性の自立と開業を応援する「Living起業アカデミー」を2015年に開講。事業展開さながら5つの顔を持つ女性として生徒さんに憧れられている。
“ビジネス戦略・WEB・デザインに強いワンストップソリューション型”のスピリチャルマインドで自由な未来を創る「飛常識なコンサルタント」である。
LibraCreation 会社のミッション
「株式会社LibraCreation」は、女性の経済的・精神的な自立を創造的に支援します。
4つのミッション Liberty(自由)・Brilliant(輝き)・Artistically(芸術的に)・Creation(創造する)の頭文字をとった会社名で、私たちのミッションをあらわしています。
①Liberty (自由)
女性が生き生きと活躍できる社会に。「こうでなくてはならない」という既成概念を取り払い、従来の因習や習慣を超えて、自由な発想と思考で行動できる女性を創ります。
②Brilliant(輝き)
すべての女性は自身の中に類まれなる宝石を持っており、その宝石が輝くためのサービスを提供する。
ご自身でも気づかなかった価値を発掘、創造できるなら今まで世の中に提供されていなかった新しい価値を生み出し、その輝きが増幅され、輝く明るい未来を創り出します。
③Artistically(芸術的に)
その活動は女性らしく「美しく」「芸術的」であること。女性ならではの感性は、すでに「Art」であると私たちは考えます。
世界中の女性のアイデアや価値観は、年齢、国境を越え、創造力の羽はいろいろな所に羽ばたき、そして新しい価値を創りだします。その光景そのものは、まさに「Art」であり「芸術的」であると思います。
④Creation(創造する)
「クリエイティブに未来を創りたい」すべての女性のために自らが輝くための知識、自立するためのコンテンツを提供する。私たち自らも「革新的」な挑戦を繰り返し、お客様とともに新しい価値と文化を創造する。それが、「LibraCreation」のミッションです。「自由に輝く未来を創る」女性を支援するプラットフォームが「LibraCreation」です。
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タカハシタカコ 飛常識な独立起業物語17
私がOLから転身してパン教室開業するまでの物語と実際に開業したあとに経験した成功と失敗のドキュメンタリーを17個の物語にまとめました。
あなたがこれから開業したい、もしくは、今の自分を変化させて新しい教室を作りたいと思ったらきっと参考になるエッセンスが詰まっています。
わくわくする人生を手に入れたい40代、すべての女性へのエールをこめて。