こんにちは。高橋貴子です。
本日は
「ブログなどのSNSでプライベートの開示はどこまでしたらいいんでしょうか?」
についてお話をしたいと思います。
SNSの全般に言えることですが、
プライベートの開示というものは、
どういうブランドで教室を作っていこうと考えているのかによって度合いが違ってきます。
顔出しをすることによって親近感や親しみを持ってもらえる反面、
セキュリティの問題もあります。
いちばん悪いケースでいうとストーカーに遭ってしまうとかも考えられます。
女性の場合だと特にそういうことがあります。
「顔出しはするな」と家族から言われている方もいらっしゃいます。
だから、私のクライアントへの指導でも、
顔出しを必須としているわけではありません。
顔出しをしたほうが信頼はしてもらえるので、
集客には有利になるというお話はしていますが、
NGという方はやはりいらっしゃいます。
顔出しNGの方は、
信じてもらうために、
記事などのその他の部分で、
専門性や教室の雰囲気などをわかってもらうようにやっています。
では、プライベートはどこまで出したらいいのかという話です。
これは、顔出しと同じような話です。
顔出しがNGで自分のプライベートも明かせないということになると、
他の教室との差別化はなかなか難しいです。
なぜならば、
生徒さんが教室を選ぶときの大きな基準として、
レッスンメニューそのものの他に、
先生のキャラクター、
お客様の声、
というものがあるからです。
この2番めの
先生のキャラクターがよく分からないという状態だと集客には不利になります。
私のお勧めとしては、
プライベートも可能なかぎり出すということになります。
よっぽどキワキワのコアなところは出しませんが、
困らないていどに、
キャラクターが分かってもらえるように、
私自身もプライベートは出しています。
夜の飲み会の表情なんかも普通に見せていたりします。
もちろん、それがイヤだという方はしなくていいです。
その分、
人間性が伝わるような文章や発信でやっていけばいいと思います。
そのあたりでは、個人の裁量にお任せすることになります。
ただ、最近の人たちは、
「この先生はいったいどういう考え方をする人なのだろうか」
とか
「この先生に教わったらどんなふうに楽しいのだろうか」
と考えることが多いです。
だから、
いろいろな発信をされているほうが成約には結びつきやすいというメリットがあります。
でも、困らない範囲で出していけばいいと私は思っていますが、
逆に、それをマストに考えると窮屈になるとも思っています。
「こういうことがあったからアップしなくちゃ!」となってしまうと、
やはり大変です。
自分で「ここまでは出していい」と思える範囲までは出したらいいと思うし、
趣味や、こういう考え方をするとか、
私の場合はカメラとか、旅行とか、写真の話とか、お仕事を離れた話も公開しています。
夜景を撮ったとか、ハウステンボスに行ったとか、そういう話も出てきます。
それから、私のセミナーを受けた方で、
あまりそういうことを開示しないでやっていたのですが、
実はお酒が大好きで、お酒とお料理は仲良くくっついているアイテムですから、
それを見せるようになっていったら、
お酒好きな生徒さんが集まってくるようになったという方がいらっしゃいます。
「なんだ、先生、そうだったんだ」ということで、
今ではレッスンのたびに生徒さんがお酒を持ってきて、
酒盛り状態のお料理教室になっていると聞いたことがあります。
ご本人はそれでいいということだそうです。
ご本人が楽しくて、生徒さんも楽しければ、
それでいいのではないかと私は思っています。
そういうふうにプラスに働く自己開示であれば問題はないです。
似たような要素を持った先生に生徒さんは集まりやすいという傾向があります。
そういうことから考えて、
自分と似たような属性の人を集めたいというのであれば、
プライベートを出していくのも悪いことではないのではないかと思います。
どうぞ、ご参考にしてください。
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