業界の常識は世間の非常識かもしれない【教室開業・集客コンサルタント 横浜東京大阪 スカイプ全国対応】

高橋貴子の教室改善ココロのヒント集【動画付】

こんにちは。高橋貴子です。

本日は

「業界の常識は世間の非常識かもしれない」

についてお話をしたいと思います。

コンサルタントという職業では、
私がもともとパンだったこともあって生徒さんには教室の先生が多いです。

 

そして、私は社会人経験も長いです。

正社員22年と長くやってました。
業種は5業種。

新規事業部が好きだったので、
何もないところから立ち上げるという力が必要な職種で、
何もないところを開拓して作っていくっていうところが得意でした。

逆にある意味で天邪鬼なのかもしれないけれど、
起動に乗り始めると、その会社を去ってしまうということも……(笑)

「私の役割は終わったな」みたいな感じになるので、
ずっといるわけではなかったし、チャレンジしたい事を見つけると、
わざわざそっちの方の業界に行ってしまっていました。

それでやってきたのは、
旅行、住宅、ブライダル、食品、教室系の業界です。

 

全くバラバラのぜんぜん違う業種であってもすべてで実績を残してきたし、
職業や業界の研究てもやって、いろんな人とたくさん会って、
おそらく身についたのは「業界の常識は常識ではない」ということです。

 

その感性と感覚というのは、現在のコンサルティングをやるときでも、
いろいろな業種、業界の人と、お話をする時に、
一般の素人のようなフラットな話ができることにつながっています

 

もちろん業界を知っているからこそできるアドバイスもしています。

するのですが、むしろ一般人の感覚に近い状態でアドバイスできる事の方が、
価値があることもあると思っています。

つまり、業界の中身が分かってしまっていると、
それ自体がすごく難しい専門用語であるということが分からなくなったり、
ものごとを行う順序について業界的には当たり前だと思っていても、
違うところの経験値から見ると別のやり方が速いと言える事があったりするということです。

 

だから、業界の常識だと思ってる事は疑う事も必要だし、
それを疑う事すら気づかないケースが多いから
異業種や異業界の人と話したりするとすごく気付きがあったりします

「お〜!そういうことか!」みたいなね。

 

例えば、マニアックな機械で、
パンの教室で使うニーダーというパン生地をこねるものがあります。

発酵機といわれる発酵する機械をホイロという言葉で呼んだりもするのですが、
そういう言葉はパンに興味ない人には全く分かりません。

だからニーダーと言うときに「パンをこねるための機械です」というように、
ホームベーカリーのこねに特化した便利な機械ということを、
新しい人に言う時には説明したりしています。

そして、その人が更に掘りさげて訊いてきたりするとその説明に熱が入っちゃって、
「その機械を使ってこねたくなった!」みたいな感じで体験レッスンにいらっしゃった人も居ます。

売るつもりは全然なくて、ただ説明をしただけなんですが、
相手が興味をもったっていうエピソードということです。

 

おそらく業界では業界の常識があるのですが、
他の人と話すとそうじゃない事がわかったりすることが結構多いです。

私は教室の先生をやってますが、
法人のコンサルティングとかも少しやることもあります。

もちろん個人事業主であったり教室の先生であったりとかにはそれを主としてやっているのですが、
なぜそういうことができるのかというと、
違う業界をまたぎながらも、その違う業界の良い状態で売上をアップさせていく方法を試行錯誤しながら作っていける能力があるということと、たくさんの人と会っているということがあります。

 

たくさんの人と会っているからいろいろな価値観に出会います。

例えば起業家・事業家系の集まり=会員組織なんかに行くと9割が男性という組織が多いのですが、
その中にパンの先生がいるというのはけっこう異様な事態だったと思います。 

そしていろいろな職業をやっているいろいろな経営者の方と話をして、
「あ、そういう風にしてやってるんだ」というのを理解しながら、
それを自分の教室に置き換えられないかということを考えて、
けっこう置き換えてやってきました。

そうやって他のところから風と血を入れながら作っているので、
当然、その業界にはない考え方にもなって、
ある意味で新しいし、斬新だし、他の人が注目をしたり、
サービスを面白いと思ってくれる可能性があります。

アイデアは他の業界からもってくるということが私の場合は多かったですね。

 

業界の常識は非常識かもしれないっていうふうに思うと、
改善点などがけっこういろいろと見えたりするものです。

 

単に仕事が欲しくて馴れ合いのような異業種交流会に参加することを私はあんまりオススメしませんが、いろいろな人と会いながら、新しい刺激をもらえるような良質な会に参加するのであれば、それは意義がある事だと思います。

 

私は私の会員組織も持っていますが、
そのメンバーにはいろいろな職業の方がいて切磋琢磨できるようになっています。

そういう環境を作れるようにと考えて整備をしているので、
異業種コラボなんかもなかなか面白いです。

色々なアイデアと仕事が生まれていきます。

自分だけの考えに頼らない、違う業界の違う人の意見をたまに聞いてみて、
参考になることを自分の業界に持ってきて変換してみると、
けっこう新しい発見があったり、
その業界では斬新な事をやる事になり突出した存在になりやすいです。

パンの時はすごくたくさんやってました。

スカイプパン教室とか。

今ではオンラインで教えるということが当たり前になりましたけれど、
私がやってたのは6〜7年前です。

その頃はまだそういう話もあまりなくて、
そういうサービスできないかなと考えてやってみていました。

電脳パン教室と自分の事を呼んでたりもして(笑)
そんなのことにもトライしてみていただけると良いのではないかと思います。

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