こんにちは。高橋貴子です。
本日は
「教室の事業を2つやっています。どのようにお客様に見せていったらいいのでしょうか」
についてお話をしたいと思います。
事業を2つというのは、
たとえばお料理とクラフト・雑貨みたいな感じですね。
お料理と、お菓子やパンということであれば、
まだお客様の属性が似ているのでよいのですが、
まったく違う業界や違うものを2つ同時にやっていらっしゃる方もいらっしゃいます。
私自身も、
当初にパン教室があって、
美容食楽というマクロビオティックみたいな教室も持っていました。
それから、電子書籍の講師もやっていて、
その後で、教室開業、集客のコンサルタントをやっています。
つごう、4つとか5つとかの事業をやっています。
お客様の立場になって考えたときに、
デパート型と専門店型という考え方ができます。
当初、
教室数が少なかったころは、
専門店型よりもデパート型のほうがお客様に好まれました。
なぜなら、
その先生のところに行けばぜんぶ習えるから楽ちんでいいということで
お客様から支持されたからです。
これが10年前から7年前くらいにかけてです。
でも、現状としては、
デパート型よりも専門店型のほうが好まれます。
だから、
デパート型のメニューが陳列してあるホームページだと集客がしづらいです。
私がご相談を受けたケースで、
パン、お菓子、お料理、ポーセラーツ、ステンシル、など。
とにかくいろいろな業種が10個くらい、
メニューに並んでいるということがありました。
これではお客様が選べないし、プロフェッショナルには見えません。
どうせなら特化したプロフェッショナルに習いたいという方が今は多くて、
セレクトショップのほうがデパートよりも人気があるというような状況です。
だから、そこの見せ方を間違うと集客ができません。
そういうことで、
2種類の事業をやっていきたくて、
しかも集客する対象の顧客がまった違う属性であったら、
ホームページを2つ、ブログを2つ、You Tubeを2つ、というふうに
発信する場所をそれぞれに用意します。
私はそれをぜんぶやっていて、バラバラに集客をしています。
手間がすごくかかります。
それだけのことをしてでも自分がやりたいことであったこともあるし、
何かの業態が季節の事情で落ち込むことがあったとしたら、
それを補完してくれる業態が組み合わせられるといいです。
そこを自分がどう考えてやっていくのか、
見せ方として「なんでも屋さん」は良くないということです。
サイトを分けてでも「何かの専門家」というふうに見えるようが良いです。
それが出来てきて、ファンがついてきたら、
たとえば私の場合は「高橋貴子」というブランドになってきます。
「高橋貴子さん」が提供する講座に出たい、
という人がそのうちに現れてきます。
そうすると、
いくつ教室事業をやっていても
横断的にみんな出てみたいという人も出てくるので
教室の先生もそのレベルの領域になれば
中に入ってもらった後は関係ありません。
だけど、まず最初のうちは
表向きに見えているのがどういう感じであるのかという
立ち位置を考えられると良いのではないかと思います。
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