こんにちは。高橋貴子です。
本日は
「未来の準備を今からしよう!」
についてお話をしたいと思います。
すべてのビジネスや産業には成長カーブの曲線があります。
導入期があって黎明期、それから成長していって成熟期を迎え、そして衰退期となります。
このカーブは絶対にどのお仕事についてもあります。
私の場合には、そのカーブがあることを知っているので、
ピークに到達する前に次の仕事や次の投資を繰り返して、
山が下降に向かうときにまた新たな山ができるような形でビジネスを運営してきました。
教室の事業以外に他のことをやるというのもそうですが、
小さな単位でいえば教室のメニューもそうです。
人気のレッスンが登場してきても、絶対にどこかで衰退期がやってきます。
だから、ピークの前に次のものを投入するということでずっと集客しつづけるようにしていました。
人間は飽きっぽいです。
だから、日替わりとまではしなくていいですが、
新しいものを常に導入しつづけている感じのする教室のほうがやっぱり新鮮味を感じます。
私は半年に一度くらいはレッスンの見直しをしていました。
ロングランのレッスンでは初期から最後までやっていたものもあるのですが、途中でコースメニューを変えたり、廃盤=廃止にしたり、イベントレッスンもちょっとかわった感じのものを入れながらやっていました。
つまり、飽きがくる前に、ピークの前に次の準備ができるかどうかということです。
売れているときほど次の準備ができます。
なぜならば、そのときに資金があるからです。
その資金をまた次の準備のために投資できるかどうかが重要です。
これが、ずっと教室を続けていくために必要な考え方になります。
次の一手というものは教室のレッスンメニューを変えていくということもそうだし、
事業をもうひとつ立ててしまうということも考え方の1つとしてあり得ます。
私の場合はパン教室もやっていましたが、
電子書籍という新しい分野にチャレンジをして講師ライセンスを取得して教えてもいます。
まったく関係なさそうに思えるかもしれませんがぜんぜんそういうことはなくて、
私は電子書籍でレシピ本を出していましたし、
そのレシピ本によってまた新しい生徒さんが来てくれたりもしていました。
そして、電子書籍を教えることによってパンの教室では集客がしづらくなる夏などに、
エアコンの効いた中で電子書籍のセミナーを展開することもできました。
落ちる時期に他のもので補完するということができていたわけです。
それから、電子書籍セミナーはパソコンのWi-Fi環境があればどこででも教えることができます。
パン教室ではオーブンがなくては教えられませんが、電子書籍のおかげで私は全国をかなりいろいろと動けるようになりました。
北は北海道から南は宮古島までは電子書籍を教えた全国行脚の範囲になっています。
成長カーブを描いていてもいつかそれは落ちる。
それを理解して次の手を打っていけるかどうかという見極めがビジネスには必要なのではないかと思います。
現状で人気コースだけで動いている人は要注意です。
それはいずれ落ちるときが来ます。
そのレッスンそのものはロングランで続けてもいいのだけれども、
少しずつリニューアルをしながら見せていくというやり方が良いと思います。
ぜひ、今のご自身の状態を点検してみてください。
コメント