こんにちは。高橋貴子です。
本日は
「変化の先にある大きなチャンスをつかむ」
についてお話をしたいと思います。
自分が予期せぬところで変化が突然に発生することがあります。
それは誰にも平等にあって、
もしかしたら自分にとってだけ多く不平等に思うこともあるかもしれませんが、
その捉え方ひとつで自分の人生の過ごし方が変わります。
変化をチャンスだと捉えることができれば非常に良いというお話です。
たとえばこんな話を先日に生徒さんとしました。
家のリフォームをすることになって家族と仮住まいに引っ越さなくてはいけなくなったそうです。
それを考えるのも面倒だし、他のところに移るのも面倒くさい、そういうお話でした。
私は「仮住まいの2ヶ月はまったく違う街に住める。しかも、「お試し」のように出来るからそれは楽しいよね。」と言いました。
永住するとなるとすごく考えなくてはいけませんが、
お試しだったら「ちょっとこの街がいいかも」と思っていた街に住んでみることができます。
住んでみてそこが良かったらそちらに永住すればいいとなるかもしれません。
そういうきっかけというのは家を出ることがなければありません。
仮住まいにあたっていろいろな条件はあると思いますが、
街を体験できる機会というのはなかなかありません。
だから「ワクワクしますね。」と私が言ったら、
「あ、そういう考え方もあるんですね。引っ越し作業は面倒だと思っていたけれども、
そう思えば街選びが楽しくなってくるかも。」というお話をいただきました。
「先生はそういう考え方をするから、いつでもなんでも楽しいことになってしまうんですね。
だからワクワクする日々を送れるんですね。」と言われました。
この思考というのは、私も最初から持っていたわけではありません。
独立してから少し心に余裕ができるようになり、そういう考え方もできるようになったんです。
以前に会社に勤めていたときは、
前向きに仕事をしていたつもりなのですが、どうしても「やらされ感」がありました。
特に、事務所移転や部署異動となると、
それまでせっかく自分が仕事をしていくなかでルーティンをあるていど回せるようになったのに、
また1から、あるいはゼロからということになってしまいます。
それはやっぱり面倒に思ったりします。
ワクワクというよりも、面倒という方が多かったかもしれません。
そのたびに「あ〜あ」と思う経験もあったりします。
いま思えば、
現在の私の考え方を過去の私が出来ていればそれをチャンスと捉えることができたかもしれません。
「こういう仕事を、じゃあ、このときにしよう。」というふうに考えられたら、
また違ったスキルなどが身につけられたかもしれません。
まあ、それでも、会社員ですから行きますよ。
でも、積極的に「よし、こんどはこの技術を身につけるぞ。」というほど頑張る優秀な社員ではありませんでしたので、テンションが下がってしまうような過ごし方をしていました。
独立自営になって自分で自分のことを決められるようになってから、
不可抗力が自分の身に降ってきたときに
「それは、こういうことなのかもしれない」とポジティブに捉えることができるようになり、
それで運営の糸口をつかむことができたりします。
たとえば、生徒さんの環境が変わって、ちょうど年度がわりのときで、
今まで来られていた人が急に来られなくなったりします。
それから、ご両親の介護をしなくてはいけない年齢層の人たちを生徒さんとして持っていると、
あるときにごそっと居なくなったりするかもしれません。
また、転勤族を中心とした生徒さんの構成だったりすると、
転勤の季節になるとみんな居なくなったりもします。
そういうものを体験したときにどう考えるのかです。
たとえば、
そうじゃない層の人たちをもともとの集客対象として持っておこう、
ということを考えることができれば、それはやはり、
変化があってチャンスが生まれるということになります。
この考え方はとても重要で、そこで諦めてしまうと終わりです。
けれども、「よし、こうしよう」と考えると、
新たなヒントやアイデアが生まれる可能性があります。
人は案外と、
そういう状況に追い込まれないとアイデアが思いつかないということもあったりします。
だから、そういうときの話でいうと、
神様から与えられたチャンスだと受け取って、
思いもかけなかったことをやって違うところでブレイクしたという人もいらっしゃいます。
そんな考え方で過ごせば大きな変化もポジティブに楽しく過ごせるのではないかと思います。
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