こんにちは。高橋貴子です。
本日は
「何でもやってます!を断捨離しよう」
についてお話をしたいと思います。
ウェブサイトの診断をしたり、教室の先生のお話を聞いたりしていると
「なんでもやっています」と謳っていることがけっこうあります。
これも、あれも、それも、やっているということです。
そうすると、見え方として強みが弱くなってしまいます。
その先生が何の専門家なのかというところで見ている人が迷ってしまい選べない。
選べないということは自動集客がしづらいということになります。
だから断捨離が必要になります。
強みを残して他のものを削ぎ落とす。
実はこの作業がけっこう大変です。
スティーブ・ジョブズも「どれだけアイデアを捨てることができるかが勝負」と言っています。
でも非常に悩ましいところであって、
これは実際にいろいろとやっている私自身の課題でもあります。
多方面での展開を同時にやっていくのはもちろんかまいません。
その中で生きるものを生かしていけばいいですから。
ただし、ひとつの事業の中であれこれいろいろとやってしまうと、
その事業においては専門家に見えにくいです。
だから「これはやっているけど、あれはやっていない」というようにします。
それから、何か依頼をされたときに「それはできません」という括りを設けましょう。
本当はできたとしても、
それを「やらない領域」だとして断ることができるかどうかです。
それが、
お客様に対して特徴を見せていくうえでの非常に大きなポイントになります。
たとえばものすごくいろいろな講座を展開している人であっても、
既存の何かと何かを組み合わせて1つにまとめられないかなどと考えて、
強みをもっと強調するためにバラバラに展開しているものを組み合わせてみるというのも1つの方法かもしれません。
だから、たまに教室を見直すうえで断捨離ということが必要な選択になってきて、
「なんでもやっている」ように見えるメニュー構成は要注意となります。
私の師匠に言われたことがあります。
松竹梅の法則というわけではありませんが、
3つくらいに見え方を絞るとシンプルでお客様が決めやすくなるということです。
けっきょく人間は脳が疲れることを嫌がります。
だから、選択肢が多すぎるとイヤになるそうです。
親切だと思ってたくさんの講座を用意するとむしろ決められなくて、
松竹梅=高い、中くらい、低い、くらいの感じで用意しておくと、
高いものと中くらいが売れていくらしいですね。
実際にそういうことは私も体験しています。
断捨離をひとつのテーマにして講座の種類を見直してみるということもお勧めします。
ぜひ、考えてみてください。
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