こんにちは。高橋貴子です。
本日は
「集客のプライドを捨てる」
についてお話をしたいと思います。
教室の先生はわりとキレイな状態でいるように見せたい人が多くて、
キレイな状態とはどういうことかというと集客を頑張っているように見せたくないということです。
「そんなことしなくても人が集まってきています」というふうに見せたいという形で動いている人もいらっしゃいます。
あるていどまでいけばそれが本当にできるようにはなります。
けれども、有名ではない駆け出しの頃で、
まだそれほど知られていない頃は知ってもらうことを第一に考えなくてはいけません。
そういうニュアンスで考えると、駆け出しの段階でプライドを持っていてもしかたないです。
必死さが見えるとガツガツしているように見えるからイヤだという話も耳にしますが、
オープンしてから1年くらいはあるていど必死にやらないと見てもらえないし気づいてもらえません。
3年、5年とたってくれば評判が評判を読んで口コミで広まっていく環境を作ることはできます。
でも最初からキレイにエレガントにというのは難しいと思ってください。
会社員として会社に属していれば広告宣伝は会社がやってくれます。
会社はそのためにお金をすごく使っています。
私が以前に勤めていた法人では、月に20万、30万、50万くらいは普通で、
雑誌などに掲載する場合には100〜200万という予算で動いていました。
会社はそういうふうにお金をかけられますが、
個人ではお金をかけられないから頑張って宣伝するわけです。
少しでも見てもらえる機会を増やすためにです。
だからその中には必死はどうしても大切なものになります。
私は集客の自動化を推奨しているし、
自動化できるようにどうしたらいいのかという集客設計を組むことをお伝えしています。
とはいえ、優雅でキレイにやりたいというのは中途半端で難しいというのが私の見解です。
あるときには、しっかりとガーッとやらないといけないときがあります。
それが落ち着いてくると見てもらえる確率がだんだんと増えていきます。
だから、努力に対して正比例して結果が得られるものだと勘違いしている人がけっこういますが、
やはり成功曲線は二次関数の放物線です。
努力をすればあるときには結果が出るのですが時期がズレる場合が多いので我慢できるかどうかです。
特に初期の頃は私もガツガツやらないと見てもらえる可能性が低かったので、
いろいろとあらゆることにチャレンジとトライをしました。
それで年々、集客がラクになっていきました。
集客がラクにならない人は何かが間違っていると思ったほうがいいです。
行動の方向性が間違っているのか、向いているお客さんの方向が間違っているとか。
だから、最初はそんなにキレイになんて集客できないと思うことが大切です。
ただ待っていれば人が来るということはありません。
自分でご縁をつなぐことが必要です。
何かの会に出るたびに名刺を渡すようなことはしなくてよいのですが、
どこかに行って運良く自己紹介の機会があれば、
ちょっとおもしろい自己紹介を考えてみて、
興味を持ってもらって向こうから
「名刺をください」とか「Facebookでつながってくれませんか」とか言われるのが良いです。
ガツガツしていない風体であったとしても、
それなりに地味な活動で知ってもらうための動きを続けるのがいいと思います。
教室の先生にありがちな「キレイに集客をする」ということは初期の頃には難しいということを覚えておいたほうがいいです。
だから集客のプライドを捨てて、出だしはガツガツと頑張ったほうがいいです。
いま有名な先生でも、
出だしの頃はそれこそビラを自分で配ったりしていろいろな苦労話があったりします。
私もブログをたくさん書いたりしていました。
いかにもな売込みの雰囲気はなくしてもいいけれども、
自分の信念と思いを伝えていくという作業はどのみち必要です。
馬力をかけるということで出だしは頑張っていただければと思います。
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