こんにちは。高橋貴子です。
本日は
「とことん好きなことをやり尽くす」
についてお話をしたいと思います。
教室をやる人のほとんどは、お料理が好きだったとか、
ハンドメイドが好きだったとか、お花が好きだったとか、
「好き」ということから教室を始められていると思います。
それはもちろんオッケーです。
そして、おそらくビジネスの軌道に載せたいというときにネックになるのが収益化です。
無理にそこを目指さなくてもよいということであれば楽しい趣味の範囲でやっていけばいいし、
目指したい人はビジネス寄りの考え方が必要になってきます。
これは以前から私がお伝えをしているとおりです。
とはいえ、特に女性の場合には、
メンタルの部分で「楽しい」や「好き」という気持ちがないとどうしてもビジネスにはなりにくいのではないかと最近は感じています。
男性の経営者さんともよくお話をしますが、男性の場合は割り切れる人がけっこう多いです。
たとえば物販などはすごく売れるようになると天井がなくなりますから、
それを生活の手段として割り切って、とにかく稼ぐ。
そして、趣味は趣味として別に持ってお金を使うという感じです。
それが家族との時間になるのか何になるのかは別として。
ものすごくそれを楽しいと思ってやっている男性経営者ももちろん居ます。
居るのですが、男性は案外と冷静にお金を稼ぐ手段であると割り切って自営のお仕事をされていたりします。
一方で、女性で教室経営をしている人は、
好きなことが高じて「教えて」と言われるようになり、
それで先生としてスタートされる場合が多いです。
「好きこそものの上手なれ」というような感じで始めた人は、
第一弾の壁として、もっと収益を残したいというものがやってきます。
ただ、今回、私は「とことん好きなことをやり尽くす」ということを提唱しています。
ここで大切なのは「とことん」という部分です。
とことんやれば、たいがいはお金を稼げるようになります。
イマイチ集客ができないとか、イマイチ人が集まらないという人は、
とことんやっていないケースが多いです。
とことんやれば、だいたいどうにかなります。
余談ですが……。
私は最近、西野亮廣さんの「革命のファンファーレ」という本を買ったことがきっかけで、彼のオンラインサロンに入りました。
中身についてお伝えをすることはできないのですが、
考え方や思想として、あの人はいつも新しいアイデアを少年のように追いかけていて、
それを実現するためにすべての時間を使っているといって過言ではありません。
見ていて、その夢に乗っかる分には面白いという人です。
私自身も夢を見るし、夢を追いかけるタイプの人間です。
そういうところは男性基質なのかもしれません。
読んでいるだけでも面白いし、彼自身も、読むだけでも価値のあることを発信しているつもりだと言っています。
お金の使い方として、何かのイベントや催し物をやるとか、
本のプロモーションにドンっと使うことがあったとしても、
食などにはほとんど興味がなく、呑んだくれたりするそうです。
そのアンバランスさというのは、とことん好きなことを追求しているからこそなのでしょうね。
女性の場合には、すべてがそこまでアンバランスで生きていけるのかというとなかなか難しい部分はありますが……。
でも、「とことん」ということを追求すると、
結果としてそれに合う仲間が集まってくるようになります。
教室の場合はそれが生徒さんだったりします。
だから、本当にそのことでどうにかしたいと思っているのであれば、
私もいろいろとアドバイスをさせてもらって
市場のパイから考えたときには集客しづらいカテゴリだということを伝えることもありますが、
でも「私はこれがとにかく好きなんです」「これを訴えつづけます」ということであれば、
そこで抜きん出る可能性はあります。
だから、確率論でお話をしてはいきますが、
その確率の低さを突き抜ける熱い想いがあれば集客はできてしまうはずです。
難しいエリアや内容や領域というのはもちろんあります。
それでも好きだし、それしかないということで、
そこに立ってやっていくのであれば自然と淘汰されていきます。
そこまで自分が来ていないということであれば、
あるていど世の中に求められるものに迎合していく部分も追加で必要になっていく場合もあります。
自分の中の魅力を再発見して2つ3つと掛け合わせて1つのアイデアを作っていくということも必要になるかもしれません。
だから、好きだと思うのであれば、
とことんやり尽くしてみるという覚悟を決めてみるのもいいと思います。
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