新規の生徒さまと既存の生徒さま どちらを大事にしたらいいですか?【教室開業・集客コンサルタント 横浜東京大阪 スカイプ全国対応】

高橋貴子の教室の先生お悩み解決チャンネル【動画付】

こんにちは。高橋貴子です。

本日は

「新規の生徒さまと既存の生徒さま どちらを大事にしたらいいですか?」

についてお話をしたいと思います。

当たり前のことなのですが両方が大切です。

両方が大切なのですが……、
教室を、どういう体制で考えるのかという、
それぞれの教室の作り方にもよると思います。

 

10年、15年、
同じ生徒さんが来ていらっしゃるというなら、
それはそれで素晴らしいです。

けれども、
固定の生徒さんが多いと新規の人が入りにくくて教室が活性化しない
ということもあります。

 

これは、
参考としてお聞きいただきたいのですが、
私が目指していたの割合として、
既存の生徒さんと新規の生徒さんの比率は
6:4、あるいは7:3くらいです。

それくらいであれば、
そこそこ固いところでの既存の生徒さんが居ながら
新規の生徒さんもいらっしゃるので教室の活性化もしやすかったです。

 

そして、なによりも、
将来的なこととか長く続けていくことなどを考えると、
リピートしてくださる予定、
あるいは、
少し間が空いたとしてもまた来てくださるかもしれないという
生徒さんの人数を経営の土台として増やしていくことができます。

これは教室を続けていくためのいちばんのポイントになります。

 

たとえば私のクラスでいうと、
6ヶ月で1ルーティンで、そこで終わって上のクラスに行くか行かないか、
となります。

とうぜん、上のクラスに行かない人はやめることになります。

そこで私は別に引き止めるということはなく、
他の教室に通われる方もいらっしゃるし、
イベントレッスンだけに来るという方もいらっしゃいました。

 

別にケンカ別れをしているわけではないので、
その人達に興味をもってもらえるようなイベントレッスンができれば、
たまに来てもらえるような形でつながっていられいます。

メルマガをずっと発行しつづけていたので、
たまに反応する方は反応するということでやっていました。

 

こういうふうに土台が増えていくと、
どういうメリットがあるのかというと、
たとえばいままでのものとは違う新しいコースを作ったとして、
それまでに来てくださった生徒さんの全員に一斉メールを送信して、
「どうですか?」と伝えることができます。

そのパイが少なければ少ないほど、
決まっていく数も少なくなります。

 

いちど触れ合った生徒さんと、
まったく新規の方ということで考えると、
当然ですが、
触れ合ったことがあって
信頼関係ができている生徒さんにレッスンに来ていただくほうがラクです。

 

だから、
そういうレッスンの枠が作れるようなスケジューリングをするのがよくて、
既存の生徒さんで埋まっているというのは悪くないです。

すごく良いです。

だけれども、
新規の生徒さんもいくらか入ってくるようにして、
母数を大きくする必要もあります

なぜかというと、
何かの事情で既存の生徒さんがガサッと居なくなってしまうような事態に陥ったときに
売上がとたんに下がってしまうからです。

それでは安定的な経営ができません。

 

それから、ブランディングという観点からいうと、
教室のレッスン内容そのものよりは、
先生の人柄や、「
先生が好き」と言ってもらえることをどれだけ増やせるのか
ということが教室運営の大切なポイントのひとつです。

先生のことが好きだと、
先生が別の講座をつくっても通いつづける可能性があります。

長期的にはそのほうが事業が安定する
というような作りになっていたりもします。

 

どういうものが習えるのかという領域で教室を作ってしまうと、
似たような教室が増えたときに、
生徒さんがそっちに行ってしまうかもしれません。

だから、
習える領域プラス先生の個性
これが掛け合わされた教室を作っておけば、
選ばれた教室になっていけます。

 

既存の生徒さんと新規の生徒さんで、
新規の生徒さんを増やしていく努力をつづけるという生徒さんの構成比。

そういう形で運営できていると長く続けられます。

 

新規を獲得するのはたいへんです。

既存のお客さんの5倍の手間がかかると言われています。

だから、
それにふさわしい発信量と情報開示をしていくことが
ひとつのポイントになります。

 

ご自身の現状として、
生徒さんの割合を考えていただけると良いと思いますので、
ここのところをちょっと頑張ってください。

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