こんにちは。高橋貴子です。
本日は
「ココシャネルの言葉より~人生において生まれも育ちも関係ない~」
についてお話をしたいと思います。
逆説的なことを言えば、
たとえば女王さまになるような人は 生まれも育ちも当然ながら関係あります。
一般人の場合でいうと、
生まれや育ちが良くて、家庭環境において、
受けられる教育や食べ物が普段の生活で体験するものと違っていれば、
情操教育の部分として心が豊かになったりするので、
そういう意味では生まれも育ちも関係あったりします。
ただし、
それがあるからといって人生の勝者になるかといえばそうではなく、
それがあるがゆえに自分が生きたい人生を送ることができず、
決まったレールに乗っかった人生を送らなくてはいけないかもしれません。
だから、
人生において自分が自分の人生の主役であると決めて、
どんな舞台のどんなシーンにおいても自分が主役になるようにふるまえば
それで人生は幸せだと言い切れるし楽しい人生を過ごせるのではないかと思います。
ただ、この境地に至るまでには私もさんざんいろいろなことを考えてきたし、
特に小さなころは、どうしてうちにはお金がないのかと考えたりもしました。
勉強も独学でかなり一生懸命にやりましたが、
塾に通わせてもらえる人が羨ましかった記憶があります。
習い事をしたければ自分がアルバイトで稼いだお金で行くしかなかったし、
高校生のときもそれほど時給の高いアルバイトができたわけではないので、
アルバイト代は参考書や夏期講習の費用に消えていったので、
そういった意味でも、その頃は「肥やし」を作る時代だったのだと自分で理解をしています。
社会人になって会社に帰属して働いて、
対価としてお給料をいただくということを理解したときに、
堂々として自分でお金をもらうことができるようになる。
そうすると、あとは入り方と出し方をどうするのかという話になって、
最終的には独立して自営としてやっていくという選択をするわけですが、
小学校のときにはいろいろな夢を持っていたし、
世界中を飛び回りたいと小学生のときの文集に書いたことを今でも覚えていますが、
だから、最初は通訳になりたかったです。
そして、通訳になるにはどうしたらいいか、
どれくらいの語学力が必要なのかを考えたときに、
そこまでは自分では無理だと思って、早い段階で諦めました。
でも、世界中を飛び回るような仕事というのは通訳だけではなくて、
ツアーコンダクターという仕事もありましたから、
こんどはそれになりたいと考えて旅行会社に入ったのが最初の就職のきっかけでした。
それによって自分もいろいろと世界を見たかったし、
みなさんの旅行をお手伝いしたくて東急観光に入りました。
当時、添乗に行く人というのはほとんどが男性だったので、
私はカウンター接客業というポジションになり、そこは叶いませんでした。
でも、
逆にカウンター接客業でいろいろとプランニングをすることによって、
手配やアレンジメント、企画を作るといったことの能力はものすごく身につきました。
だから、
世界中を飛び回るということはお仕事としてすることは当時はありませんでしたが、
いつくかの職業を経験して、
今は自営になり、全国をあるていど自分で自由に飛び回れるようになったので、
世界の仕事をしたいと本気で私が考えたら、おそらくそれはできるのではないかと考えています。
私が20歳の頃、働きだした頃は今からおよそ30年くらい前ですが、
それくらいかかってようやく到達した境地です。
だから、思えば叶うということです。
インテリアコーディネーターもやっていました。
狭くて荷物がいっぱいの家に親子4人で暮らしていた記憶があるので、
住宅についても思い入れがあって、とにかく自分の部屋が欲しかったです。
勉強をするにしても、
本当に狭いスタンディングタイプの机と参考書を置くところの2畳くらいのスペースでやっていたので、
広い部屋を自分で持ちたいということと、
自分の部屋を好きなように飾りたいということがあったので、家は買いたいと思っていました。
30歳のときに、夫と名義を半々にして家を買いましたが、
後からリフォームしやすい間取りを選んで購入しています。
それも人生の大きな買い物でした。
もちろんローンで買っているのでローンを払い続けているのですが、
ローンのお金を貸してもらえるような自分の会社づとめの経験だったということで当時は家を買っているわけです。
だから、
思ったものは思ったように手に入るし、
そこまで大きなものではないにしても、
目標があるから頑張ろうと思えれば、それなりに願いは叶っていきます。
「私は大富豪の家に生まれたわけではないし、
育ちもいいわけじゃないから、こういう平凡なままで人生が終わるのよ。」
と言っている人は、もちろん平凡な人生で終わってしまいます。
でも、
今の自分に何かの技能を身につけたり、
プラスアルファのものを身につけて、
自分自身が変わろうと願えば世界は変わっていきます。
私はそう信じているし、実際に私はそうでしたから、
時間がかかったとしても必ず行きたいところに行けるということを実感しています。
だから、今の自分の境遇を嘆くのではなく、
欲しい未来に向かってどういう努力ができるのかと考えて動くほうが建設的で楽しいです。
そういうことをご参考にしていただければと思います。
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