こんにちは。高橋貴子です。
本日は
「鏡の法則」
についてお話をしたいと思います。
自分が今ここにいて出来あがっている生活環境、
あるいは教室の環境や精神的な状態、家庭環境など、
それがすべて自分にとっての鏡の世界だというお話です。
つまり、
それらは自分自身が作った世界になっているということです。
だから、たとえば夫婦関係が冷えこんでいるとしたらそれは自分が作り出しています。
それから、子供とうまくいっていないとしたら、子供の状態は自分の鏡になっています。
鏡になっているから、
結果的に自分が「イマイチだな」と思う環境に居るというのであれば、
自分がその世界を作り出しているのだという自主的な感覚が大切です。
「あの人がこうだからこうなっている」というような他人に責任を転嫁する感覚でいると世界は変わらないということです。
仕事だったらまだどうにかなるのですが、
親や子供との関係や夫婦関係などの家族関係だと気持ちの問題として難しいところはあります。
特に親との関係は難しいですね。
親離れをしなくてはいけないときに対峙をして、見つめ合って、
場合によっては言葉でちゃんと主張をしたりしなくてはいけないときもあります。
親子関係はそういうときにシンドい部分があると思います。
ただ、相手が一方的に原因を持っているということはなくて、両方に要因があります。
相手が考えたことによって鏡の法則で自分がそうなったということもあるし、
相反する関係でその環境が作られています。
だから、
まずは自分の中にそれを作ってしまっている要素があるかどうかを点検しなくてはいけません。
それはプライベートだけでなく仕事においてもそうです。
自分があまり好きではない生徒さんが来ているとしたら、
自分の中にそれを引き寄せている要因があるということです。
本来であれば、好きな生徒さんとだけで楽しい状態をつくれるはずです。
好きじゃない生徒さんが来たときには、自分の中にその要因があるはずだと振り返ることも大切です。
そして、次回以降にはそういう人じゃない人に来ていただけるようにします。
家もそうだし仕事もそうですが、人間修行ですね。
何かそういうことがあるたびに考えて、そして、成長する。
ずっと他人のせいにしているとそこはなかなか克服できないし、
同じような課題が何度でも現れたりします。
私は転職が多い人でした。
基本的にはキャリアアップのため、やりたいことをやるために転職をしています。
それと同時に環境を変えたいとか、場合によっては逃げたいと考えて転職をしたということもありました。
すべてが超ポジティブなキャリアアップの転職ばかりというわけではありません。
環境を変えたいとき、
その場にいて環境を変える方法と、自分が居る場所を変えてしまうという方法とがあります。
私は自分が居る場所を変えるという方法を中心にやっていて、
それと同時にキャリアアップを実現するようにしていました。
ただ、人間関係の部分については、
前回のときに問題をクリアしていなければ似たような人がやっぱり職場に現れます。
それは、今となって振り返れば分かるお話です。
だから、教室運営をしていて似たような「イマイチな人」が来るという先生は、
自分の中にある問題をクリアしきれていないと考えたほうがいいかもしれません。
鏡の法則を理解できていれば主体的に自分の中で自分の世界観に責任を持てるようになります。
そして、自分が責任を持てるようになると自分で世界を変えることが簡単になる。
その主体観があると良いです。
コメント