こんにちは。高橋貴子です。
本日は
「紙媒体は感情を動かす」
についてお話をしたいと思います。
私はウェブマーケティングやウェブ集客の人でもあるのですが、
実はアナログに分類される紙などの「手触り系」も好きです。
写真が好きで、
世の中がデジタル全盛ということもあってデジタルに移行はしているのですが、
趣味で初めて買ったカメラは1957年代のクラッシックカメラです。
ローライフレックスという二眼カメラで、
フィルムを装填して露出を測って撮影して、暗室で焼いて写真にしていくというものです。
そういうアナログなことをやる人でもあります。
写真の紙にもこだわりがあって、
ピカピカのつるつるではない方のバライタ紙というものを使っています。
乾くのにも時間がかかります。
さらに、イルフォードのウォームトーンという紙が好きで、
少し茶色がかった色合いのザラザラしたものが大好きなので、
その紙質をベースにして写真を撮ります。
もちろん撮りたいものを撮っているのですが、
その紙に焼きつけるということを含めて背景や被写体を決めて撮っています。
最終的にその紙に決めるまでは12種類くらいの紙を焼いて確かめて、
それがいちばん好きだと思って決めたのに、廃盤になっていまいました……。
けっこうまとめ買いはしてあるのですが、そんな経験もありました。
紙には手触りなどが記憶に残る印象があるので好きなんです。
現代ではデジタルマーケティングが主流ですが、
とはいえ、私はこちらの本を出版しています。
この本の紙にもすごくこだわりがあるので、
金の箔押しをしたいという希望があったのでツルツルの紙ではなくザラッとした紙にするようお願いをしました。
なおかつ金の箔押しで凸凹が表紙にあります。
だから、点字ではありませんが、指で触っても字が分かります。
紙には素材があるので、デジタルでサーッと見てしまう場合よりも記憶に残りやすいです。
ブランドイメージもつきやすいです。
私は、ちょっと高級なイベントの案内をする場合にも高い紙を使ったりします。
どこかのメニュー表か何かでもらった紙で、厚手でキラキラとパールになるものがありました。
私もいつかなにかで使いたいと思っていて手元に持っていたりしましたが、すごく綺麗で好きでした。
私のブランドイメージとして、
エレガントで高級感があってお洒落であるというものにしているので紙もそういうものを使いたいわけです。
さらに細かい話をすれば、
実はコピー用紙にしても、「スーパークリアホワイト」という白がものすごく強いもので、
なおかつ厚手のものを印刷物の基本にして使っています。
ちょっと人に手渡しをするようなものもそれなのですが、これの良いところは発色です。
レシピなどは写真が多かったから綺麗に見えるということもあって紙にこだわってやっていました。
だから、印刷をできればいいというだけではなくて、
すべてのことにこだわっていくとそれがブランドイメージになって、
パンのときにはアトリエ・リブラのイメージになっています。
今はリブラ・クリエーションとしてリビング起業アカデミーというもの、
数字やデザインとビジネスの3本立てを特徴してやっています。
そのデザインの部門にはアナログの紙というものが入ってきますので、
そのクオリティとこだわりというのは材質などに現れます。
どこまでこだわれるかということがブランドイメージを決めていくことになります。
大事なもの、生徒さんに渡すもの、カードなどの紙を選ぶときに、
自身のブランドイメージを喜んでくれる生徒さんのお顔などを思い浮かべながらやるのが楽しいのではないでしょうか。
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