教室集客の難易度は「相対評価」と「時代のトレンド」に左右される

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本日は、

「教室集客の難易度は「相対評価」と「時代のトレンド」に左右される」

という内容にて、お話をしていきたいと思います。

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教室集客の難易度は「相対評価」と「時代のトレンド」に左右される

本日のテーマは、

「教室集客の難易度は「相対評価」と「時代のトレンド」に左右される」

ということについて、お話をしてみたいと思います。

 

このお話は、主に教室を立ち上げて10年から20年の先生を見ていて、

よく感じる事なのですが、まず時代背景から考えて、

10年以上、20年近い先生というのは、

存続しているだけで素晴らしいと思います。

 

生徒さんからの支持も多く、リピートされているから存続している、

という事になるからですね。

ですが、じりじりと集客数が減っていて、

口コミと言っていても、お友達がお友達が紹介するという流れではなくなってきている、

というのが、昨今の流れではないかと思います。

 

ですので、今まで集客をやってこなかった先生でも、

先生のサービスを皆さんに知ってもらう必要が出てきているのですね。

 

その際、現在集客の難易度が、

どういう形で上がっていて、

どういう対応をしなければいけないのかについて、

お話をしてみたいと思います。

 

努力に対する評価は、比較されるのが基本

教室集客の難易度については、2つの指標があります。

 

1つは「相対評価」。

もう一つは「時代のトレンド」です。

 

まず、相対評価というのは、おそらく公立小学校など、今もそうではないかと思いますが、

5段階評価の5がもらえるのは、全体の数パーセント、と決まっていますよね?

 

平均値である真ん中が3ということで、5が一番、素敵という事になる訳ですが、

ある基準をクリアすれば全員が5になる、という事ではありません。

 

学年の平均値があって、それより上手くできているかどうか?

というのが相対評価です。

その仕組みを知った時、わたしは子ども心に理不尽だなと思っていたのですが、(苦笑)

通信簿は、5という評価の価値が、どれも同じではないからです。

 

たとえば、わたしが得意じゃない領域でも、

みんながもっともっと苦手だと、わたしが得意じゃない内容でも、良い評価になります。

 

逆に、わたしがすごくできる領域であったとしても、

周囲がもっともっとできる場合、わたしは埋もれてしまう事になります。

 

周りの人との比較が、相対評価ということですね。

それと同じことが、教室業にも反映されています。

 

教室が増えることで、比較されるのが当たり前になっている

具体的に、10年前は単純に教室の数が少なったという時代背景があります。

 

そこに教室があるだけで、感謝されて集客できたのですね。

教室が存在するだけで良かったという、先行者利益、優位性があったわけです。

 

ですが時代が変遷するにつれて、教室も増え、しかも専門特化してきていますね。

つまり単純に、習いたい人と教室の数のバランスが崩れているのです。

 

昔は、習いたい人の数に対して、教室が少なかったから、

行かなくちゃ!となっていたのですが、

今は、そのバランスが大きく変わってきていて、教室が増えているのですね。

 

そうすると、教室あたりの生徒数は減っているという事になります。

また、少子化になっているので、年々、生徒の数は減っています。

 

そういった要因がありますので、

集客が相対評価であることを考えると、

競合他社など似たようなサービスを提供している他の教室と比べられた時に、

選ばれるかどうかを考えていく必要があるのです。

 

つまり、特定のお客様に選ばれるという教室が展開できているという事が、

外向きにアピールできていないと、選ばれないのですね。

 

たくさんある世の中で、比較される時、

ポイントとなるのは、圧倒的な露出量と、専門性です。

 

簡単に言えば、日本に一つしかないというところまで作り上げて、

そこでようやく選んでもらえるかどうか、という段階になるのですね。

 

たてば、「パン教室と言えば●●」というブランドは、さすがに今は難しいですが、

「天然酵母7つを同時に学べるパン教室なら、アトリエリブラ」

といったような形が、当時はできていました。

 

 

大切なのは、通信簿の話と同じで、

自分が一生懸命に頑張っているつもりでも、

まわりがもっと頑張っていたら、評価されないという点です。

 

ここのお話で注意しなければいけないのは、

集客にフォーカスしてお話しているという部分です。

 

つまり、先生個人のレベルやスキルではなく、

見つけてもらえるかどうか、というお話だという事ですね。

 

今の時代において、どれくらいの数の教室があって、

その中で、比較されても選ばれるんだろうか、と考えた時に、

ご自身の発信の量や言葉など、見直さないといけない場合もあるかもしれません。

前と同じことをしていても集客が減っているのは、

教室の数が増えているという時代の変化があるからなのですね。

 

時代のトレンドに乗れるか乗れないかが、分かれ目となります

時代のトレンドというのは、今でしたら、

コロナ禍というのが分かりやすいかなと思います。

 

対面レッスンができなくなるなど、

教室業にとっては致命的な内容だったと思いますが、

逆に、それによって新しいサービスも生まれているのですね。

 

その一つが、オンライン化です。

オンラインかは、先生にとって全てデメリットという事ではなく、

むしろ私は、メリットの方が大きいと感じています。

 

なぜなら、たとえば地元密着でこれまでやっていた先生も、

オンラインという手段を手に入れれば、全国区で名を知らしめることもできるからです。

 

わたしが知っている例ですと、電子書籍のコンサルをやっている時に、

ベルリンやオーストラリアの方をコンサルする、

という事を、実はもう何年も前からやっていました。

 

時差さえ考慮できるなら、世界のどこの人でも習えるというのが、

オンライン化の大きなメリットですね。

 

そうすると、可能性がすごく広がって、極端に言えば世界中が商圏になる訳です。

 

ですので、今まで地元密着だった場合でも、

世界中、日本中からいろんな人を受け入れることができるのであれば、

新しい講座も売れる可能性が出てきますね。

 

一気に、先生の名前が広がっていくという感じに仕立てることもできる訳です。

 

それに、オンライン化という事にみなさんが慣れてくると、

動画で学ぶのが普通となって、習いたい人も増えてくるでしょう。

 

オンラインのことが分からない人であっても、

たとえば、お子さんが学校でZOOMでの授業などが展開されていたりもしますので、

分からないことは子どもに聞けばいい、という事になります。

 

そうやって全員が慣れてくる環境が整うと、オンラインというのは大きな可能性があるのですね。

 

料理教室などは、試食ができない残念さなどはありますが、

新しい人と出会うには良いチャンスではないかと思います。

 

追い風に乗るか、向かい風の中を進むかは、あなた次第

時代のトレンドがこのように動いた時に、

自分がそちらに動けるかどうかで、集客が上がるか、下がるかが違ってきます。

これは、とても大きなインパクトがあるのですね。

 

わたしが知る限り、オンラインで行きましょうとすぐに動いた方は、

ほぼ全員、売上が上がっています。

周りがやっていないので一人勝ち、という状況になっていたからですね。

これが、時代のトレンドを掴むという意味でも、分かりやすい結果でした。

 

他にも、時代のトレンドについては、

デパート型より専門店型の方が集客しやすい、といったものもありますね。

 

それに、今は一人の生徒さんが一つの教室だけに習いに行くような時代ではなくなっています。

 

今までは1ヶ月に1回だけ、一つの教室に通っていたというような方でも、

オンラインレッスンだと、少しレッスン費が安めだったりもしますし、

教室側も、1対10などのレッスンにできますので、一人あたりの金額を下げられますね。

 

そうすると、月に1回と決めていた人も、2回や3回、レッスンを受けられるようになる、

という場合もありえます。

ライトな感覚で、これとこれとこれを学びたい、となると、

それをオンラインで学べるという選択肢が出てきている、という事です。

 

ですので、今まで教室の先生に義理立てして、他で習っていなかった人でも、

他の教室を比較検討しやすくなるということです。

 

極端な話、丸一日空いていて、今日はパン教室の日にしようと決めた時、

 

あくまで極端な例ではありますが、

10時から12時に1回目のレッスン、

1時から3時はまた別のレッスン、

5時から7時に3回目のレッスン、

といったように、

3つのオンラインレッスンを自宅で受けられるのも可能になったのが今の時代なのです。

 

つまり、人が入ってくるチャンスも増えますが、比較されるという事ですね。

ですので、ますます、自分自身のレッスンの特徴を磨かないと、選ばれなくなっていきます。

 

また、このオンラインが上がってきている状態の時にファン作りをしていると、

また対面ができるようになった際に、リアルで会いたいとなる場合もありますね。

 

このように、時代のトレンドという波が来ている時には、

その波に乗る方が楽です。

集客の難易度は、トレンドを上手に使って前に進むのが良い、という事ですね。

そこに身を預ければ、簡単に前に進めますし、

それに乗り遅れると、自分で漕いでいかないと、前に進まなくなります。

 

さらに、時代が逆風になると、生徒さんから見向きもされなくなったりします。

そういう時には、向かい風レベルですね。

前に行こうとしても戻されてしまいます。

 

それが集客の難易度なのですね。

 

ご本人がどんなに頑張って発信をしていても、

相対評価でのポジションを知ることと、時代の流れを掴むことを考えないと、

努力が無駄になる、という事です。

 

効率よくやる方が時間も節約できますし、

そういう観点から、集客について考えてみていただければと思います。

 

教室集客の難易度は「相対評価」と「時代のトレンド」に左右される まとめ

今回の内容をまとめますと、

「教室集客の難易度は「相対評価」と「時代のトレンド」に左右される」

というのは、

自分の努力云々ではなく、どういう状態が普通なのかを把握する、

というのが、相対評価という事になります。

 

時代のトレンドというのは、

上手く追い風に乗ることができる発信の内容や、発信する場所を考え、

そこで露出を増やしていく方法を考えるのが良い、という事ですね。

 

ぜひご参考にしてみてください。

 

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