信念を持つ【教室開業・集客コンサルタント 横浜東京大阪 スカイプ全国対応】

高橋貴子の教室改善ココロのヒント集【動画付】

こんにちは。高橋貴子です。

本日は

「信念を持つ」

についてお話をしたいと思います。

信念を持つというのはどういうことでしょうか。

自分の中で、ゆずれるものと、ゆずれないものがあると思います。

それは、たとえば職業選択についてもあって、
私の場合の職業選択の信念というかポリシーは、
人に喜ばれて「ありがとう」と言ってもらえる仕事をするということです。

サービス業系の仕事がもともと好きなので、
これが私の職業選択のひとつの基準になっています。

 

もちろん幅広く考えれば、
誰か人のために動くから働くという字がなりたっているように、
すべての仕事は人に感謝されるようにやっていることですが、
私は直接に、ダイレクトに手応えを感じたいタイプなので基本的にサービス業が主体になってきます。

だから、旅行業であればアレンジ=手配をすることとか、
建築関係でインテリアコーディネーターだったときには
住まいの悩み事などをうかがいながら、
それを反映させた良い暮らしをしてもらうための提案をしていくという、
これもやはりサービス業だと思います。

 

それから、ブライダルのバンケットプロデュースというのも、
どれだけ新郎新婦に喜んでもらえる式になるかというところで
アイテムの貸出しをする仕事だったのですが、
トータルプロデュースということで喜んでいただけるようにお仕事をしていました。

パンをこねる機械の営業は少し異質でしたが、
それによって劇的にパン作りがラクになって、
より楽しいパンのある食生活を送ってもらえるようになるために私の仕事があったわけです。

すべての職業がそういう基準で選択されているし、
独立したあとはパン教室やコンサルタントをやっています。

 

その段階において、
どういう仕事をして、どういう仕事をしないのかというのは
私の中ではっきりとした基準があります。

独立をするのであれば、あるいは独立をしたからこそ、
基準にそってやっていくと決めることができるわけです。

 

信念に従った仕事をするというのは、逆に言うとそれ以外の仕事を排除していくことになります。

最近、クライアントさんのお話をうかがっていると、
信念や軸がズレていたり揺らいだりする人が多いという印象を受けます。

信念が揺らぐとどういうことになるかというと、
「これをやっているのだけれど、あれも、これも」となっていろいろを手を出して、
すべてがうまくいかなくなってしまいます

 

私もいろいろなことには手を出すし、いろいろと手を出すのは悪くありません。

ただし、それは信念や軸にもとづいた横展開としてやっているのかどうかという話です。

もし、自分が伸ばしていきたい信念の横展開が増えていく内容であればなんら問題ないです。

でも、そうでなかった場合は広げるだけ時間とお金が無駄になり、その判断基準が信念です。

 

自分はこれをやる。

こういうことをするために今、私は、やっている。

そういう揺るがない軸です。

 

私の揺るがない軸は、
人に喜んでもらえる仕事をするという、サービス業に近いところです。

だから結果として違う人を喜ばせます。

逆に、その仕事を尊敬していますが私は苦手というものがあって、
たとえば右から左に物を動かすというのは飽きてしまうので苦手です。

A地点にあるものをB地点に移動するとか。

そういう仕事は機械もできます。

今後の10年で無くなっていく仕事というのが提示されたりしていますが、
そういう仕事はつまり人間じゃなくても出来るようにテクノロジーが発達してきています。

人間じゃなくてはできない仕事を、やりがいがあっておもしろいと感じます。

営業などもそのうちのひとつだと思います。

おそらく機械でロジックを使って、
「こういう決まりやすい人に対してこうアプローチする」ということを計算できるようになるとは思うのですが、
人には心があって感情があって思いがあるので、
逆にいえば、今はそこを汲んで読み取ってアプローチできる人が営業として重宝されるのかと思います。

 

何をやるにしても信念があるのかないのかが非常に大きなポイントになります。

それが教室業であってもそうでなくても、
軸がブレてしまうと、教室のスタイルもそうだし、
ご自身の生き方や生き様もグラグラしてしまうので、
外から見て「この人は何がしたいのだろう?」となってしまいます。

そういう人はけっこういます。

 

「信念なく生きています」という人は、もうこれ以上は聴かなくていいです。

 

なにか確固たるものがあって独立開業したい、
あるいは教室を運営したいという人はその信念に沿ってやっていったほうがいいと思うし、
自分が実は信念を持っているのだけれど
違うところに手を出してしまって違う動きをしてしまっているのであれば、
たまに自分自身を点検して軌道修正をすることも必要になるのではないでしょうか。

 

教室を長くやっているといろいろなことがあって、いろいろな誘惑も出てきます。

でも、自分が本当は何をしたいのかということを、
ときどきシンプルに問いかける必要もあるのではないかと思います。

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