こんにちは。高橋貴子です。
今日は、集客のメカニズムの根源的な部分に関わるお話をしたいと思います。
「信用と信頼の違いを知る」
こちらがテーマです。
最近よく、生徒さんのHP診断をやってます。
もちろん、テーマは
「売れる(集客できる)HPにするためのコツ」
をお伝えするために診断をするわけですが。。。
例えば初歩的な部分でいうと、
・お申し込み先のボタンが無い
・サイト内をぐるぐる徘徊させられる作りになっている
・何がどこに書いてあるのかよくわからない
という部分もあるのですが、今日はもうすこし突っ込んだところの
「信用」と「信頼」
ということにフォーカスしてお話したいと思っています。
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この先生、技術はありそうなんだけど
なんとなく教室に行っている気にならないなぁ。。。
とかそんな風に思われている場合、
「信用」はされているのですが
「信頼」されていない場合が多いです。
受講者(新規生徒さん)のメリットから考えたら
技術が無いより技術がある方がいい。
おそらくここは間違えないのです。
でも、なかなか決めかねる。。。
そして結果として技術はその先生ほどじゃないとしても
なんだか
・雰囲気がよさそう
・楽しそう
とかいうエモーショナル(感情)の部分で
教室を選んでしまう人も多いのが女性の感情部分の特徴です。
そして、私も、実際にお仕事のパートナーを決めるときに
まぁ、いろいろと条件がありますが
(もちろん先方から私を判断されていることも受け入れたうえで)
最終的には
「信頼できる・ウマが合う」(笑)
このあたりが決定打になることが多いです。
信用は、例えば社会的な価値
・認定された素晴らしい資格がある
・どこかで学んできた技術がある
とかで判断される部分ですよね。
でも信頼は、感情部分に起因するので
「その人そのものを信じることができる」
ここが一つのポイントになります。
例えば
事実的なデータによる判断が
「信用」であるとすれば、
(ある意味感情が入らない平坦な思い)
「信頼」はその人を気に入っている、
その人に習いたい、という
積極的に寄っていきたいという思い
なのではないかと思います。
例えば、
たくさんの実績やスキルがあっても
行きたくない教室
習いたい先生ではない
というのは、
過去の実績から信用できても、
信頼はできない人
ということではなのではないかと思います。
昨今のマーケティングの傾向で
「感情マーケティング」
という言葉をよく私が使ったりする部分も増えてきているのですが、
ここを理解しないと
いつまでも、「事実」だけしか掲載していない
ひとの顔が見えないWEBサイトを作ってしまうことになります。
具体的にお話します。
例えばプロフィール。
どこの学校を出ている、どんな資格を取っている。
これ、大事です。
んー、
あ、、でも人によってはそこまで大事じゃないかもしれません。(爆)
新米の先生は、自分はまだまだだからといって
資格ジプシーになってしまう方もいらっしゃいます。(苦笑)
でも例えば
・1枚の写真(例えば私の場合はパンの写真1枚)
・1枚の笑顔(私の写真や生徒さんの笑顔写真)
だけでも実は「行きたい」と
思ってもらえるならそれでOKなんです。
だから、最近はこの「信用」よりも「信頼」
ということの方が集客上、
大事になってきているんじゃないかと感じています。
最近はインターネットが普及したことにより
情報量が莫大に増えています。
どこをみても同じようなことを言っていて
どこでもいいんじゃないか?とおもったり
違いが見えなくなってきている、そんな時代です。
AIの技術も進んでますから
そのうちパン教室の先生もAIな先生になっちゃうかもしれませんね。(笑)
だからこそ、パーソナリティもこれからは重要になるし、
それを伝えることというのは、
初対面で会う「WEB上で表現できること」
というのはこれからさらに重要になってくると思っています。
だから、本質論を言うと、
技術を磨くのもいい、それをサイトに書くのももちろんいいです。
信用してもらえますからね。
でも結果として
「信頼」してもらえなければ
成約には至りません。
そして信頼貯金が多い先生ほど
勝手に生徒さんが集まるようになります。
結果として
「集客という概念が限りなく不要になってくる」
ここがおそらくはみなさんが目指す姿であり、
先生も生徒さんもハッピーになる、
そんなイメージなのではないかと思います。
どんな自分なら信頼してもらえるのか?
どんな表現なら信頼してもらえるのか?
たまには立ち止まってそんな時間を持つのも
4月の新入学のフレッシュな季節を迎えるときには
いいんじゃないかと思います。(^^)
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