こんにちは。高橋貴子です。
本日は
「人にたくさん良いことを伝えよう!」
についてお話をしたいと思います。
先日、私のLINE@の読者さんから言われました。
「先生の情報ではなんでも惜しみなく教えていただけるので、
同業他社がそれを真似してしまって業績が伸びると、
残念な気持ちになってしまうかもしれません。
先生のことは好きなのに、
それを誰かに伝えることに躊躇してしまいます。独り占めしたくなります。」
ということで、
嬉しいような、すごくありがたいようなお話をいただきました。
たしかに、良い情報を自分だけのものにしておきたいという気持ちは分かります。
これを言われたときに私も愛を感じてすごく嬉しかったです。
でも、もう少し思考を切り替えて、
上から俯瞰するような視点で考えてみるのも良いです。
「木を見て森を見ず」ではなく、ちゃんと森を見るような感覚です。
同業他社さんを「ライバル」という言葉で考えたことは私はあまりないのですが、
そういう人たちを含めて同じ業界ということです。
パンの業界ならパン業界の全体、
料理の業界なら料理業界の全体、
もっと広げて考えれば教室をやっている業界全体が活性化して、
みんながうまくいくのが良いのではないかと思っています。
「きれいごとを言うな」という人もいるかもしれませんが、
言いたい人には言わせておけばいいです。
SEOといって、
努力で検索エンジンの結果で上に表示されるようにするということを私は推奨していますが、
業者さんなんかにお金を使って上位をとるというやり方もあります。
私は、地道にブログの記事を増やすとかYouTubeの動画を増やすということで、
信頼をされて支持をしてもらって上に行くという「自然な押し上げ」が良いと考えています。
それは地道な努力が必要ですが、
私が1番になった段階で、2番になってしまう人が必ず居ます。
でも、その人がまた1番になりたければさらに努力をすればいいだけです。
業界全体が良くなっていくということは、
料理の技術や、教室で学んできた知識を
享受できる人が増えるということになります。
だから、やっぱり、知らせた方がいいし、知らせないのはもったいないです。
ちょっと引いてみた俯瞰の目で見て、
「みんなで良くなっていこう」という立ち位置で考えれば、
良い情報は共有したほうがいいです。
私はパンの教室をやっていたときにも教室の生徒さんによく言われました。
「先生は、なぜ、そんなにたくさん教えてくれるのですか?」
私は逆にその生徒さんに「え?他のところは教えてくれないんですか?」と訊き返しました。
すべての教室がというわけではありませんが、
「ここまでは教えますが、ここから先は別の料金になって……」と言われたということでした。
もちろん、
コースの内容がぜんぜん別のものについていろいろと伝えるとなれば、
常識の範疇として別料金になると思います。
でも、そうではない領域で質問などをいただいたときに、
それに答えることでその人が良くなるのであれば、お答えをしています。
私は一期一会の感覚を重視しているのですが、
そのときにそこに来て、会って、質問をされているわけですから、
それはもうすべてお答えをして、
疑問をすっきりさせてから帰っていただきたいという気持ちでやっています。
だから、
良い情報を得た時に「これはみんなに教えたらいいよね。」と思ってどんどん伝えています。
そうすると、
そういう良い循環の人だけがまわりに集まってくるので、
結果として私も幸せになるし、来ている人たちも幸せになります。
良い情報は積極的に出していくほうが人に感謝もされるし、
不思議なことに、良いことを伝えていくと周囲が良い感じになっていきます。
利己的に自分のためにと考えてやっているときよりも、
なぜかスーッと上に行けるような感覚があります。
それを下心として「上がっていくために伝えよう」となるとまた違うと思いますが、
相手のためにも、惜しみなく情報を伝えるというスタンスで私はやっています。
良いと思う情報は積極的に与えていくという気持ちでやっていけば、
嫉妬や妬みというものがほぼ無くなっていくはずです。
他者から嫉妬をされてもあまり気にならなくなってきます。
それよりも、自分に対して感謝してくれる人の方に目が向けられるようになります。
教訓として「良い情報ほど人に伝える」ということを、ぜひ、実践してみてください。
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