こんにちは。高橋貴子です。
本日は
「人気教室の先生が必ずやっていること」
についてお話をしたいと思います。
これは結論からいうと、人気教室の先生は返信が早いということです。
「え?それだけ?」という人もいるかもしれませんが、
これは教室に限らずビジネス全般に関して共通することで、
返信の速度が早いだけで大きなメリットがあります。
例えばものすごい時間をかけて練って練って完璧なプレゼンテーションを作って、時間ギリギリで提出するよりも、あるていど8割くらいの出来栄えで、スピードが速く提出する方が評価が高いというデータがあったりします。
もちろん練りに練ってやったものを出すということ自体はぜんぜん悪くありません。
けれども、今は特にスピード勝負の時代なので、
速いというだけでイニシアチブがとれて、喜んでもらえる度合いが強いです。
完璧さよりもスピードの方が評価されやすい時代になっています。
ということはどういう事かというと、
例えば生徒さんから質問があるという事に対して、
返信の速度で、どれくらい速いのかといことも感動や感激レベルのとして評価がすごく高くなるということです。
私もいろんな先生とご一緒させていただいていますが、
色々なところで私も動いていて、返信はセミナー中はどうしてもできないし、
教室の先生が返信できないというのはもちろん理解はしています。
理解はしているのですが……。
例えばちょっと長めの案件だったりする内容でお話が来た時に、
「○○さん、こんにちは、内容見ましたよ、レッスン終わってから返事しますね!」
という返信が一本できる先生というのはやっぱりマメにコミュニケーションがとれる先生なので、
生徒さんから信頼感なんかについてすごく高いです。
信頼感が高いということはすごくファン化しやすいということで、
「あの先生はこんなに忙しい中に返してくれた!」とか思ってもらえます。
それだけでもロイヤリティが高まり、評価が上がるということがあります。
いろいろとお付き合いをしている先生でたまに違う例外もあって、
本当に忙しすぎて遅い方とかもいらっしゃるのですが、
人気で仕事もバリバリやって、生徒さんもあちこちにいて、
だいたい、全国規模で生徒さんが来る先生は間違いなく返信が速いです。
私ももちろんその速度で返信しています。
基本的に私のモットーとしては案件の内容が複雑でないかぎりは、
新幹線などの中で見ても返信できちゃうライトな内容だったら、
じゃんじゃん返信していっています。
例えばじっくり音声でご回答しますっていう場合には、
「順番でお受けしていて……」ということでおよその期限を伝えて、
長くなっちゃうこともあるのですが、
見てすぐに「あ、返信できるな」というのは片っ端から返信していきます。
そうしないとメールボックスがすごい事になっちゃって……。
それだけの情報量をやりとりをしているし、
私自身もクライアントを抱えながら更に新規の方とお話をして面談をして、
という事になっているので、
ワンポイントアドバイスとか無料相談とか結構やってたりするといこともありますが、
通常の日常業務に加えてプラスアルファでそれが入ってきます。
それがあるので、
見た瞬間にインスピレーションで返していくと処理速度が早くなっていきます。
以前に、
非常に忙しい写真家の方のすてきな写真があって、
自分が勝手に感動しちゃって、メールメッセージを送ったことがあります。
夜中の12時だったと思います。
それで、
「お忙しいと思うので、これは私が勝手に気持ちを伝えたかっただけなので」と伝えたら、
そのメッセージに対してたまたま起きてたからだとは思いますが、
1時半くらいにすごく丁寧なメッセージをいただきました。
一流というのはこういうことなんだとその時に実感して、
私もそういうスタンスでやるように心がけてます。
だから、人気教室になるためのノウハウ的な問題ではなく、
お客様に対してどれくらい心を砕けるかとか、
真摯に向かえるかということが、
実はスピードで判断されてしまうこともあるということです。
もしもわりと後回しにしがちだったり、
ゆっくり考えてるために遅くなったというのではなく、
その時の思いをまずはパッと伝えて、そして、後でもう一回送る。
その手間を惜しまないというのが人気教室の秘密になるのではないかというふうに思っております。
ご参考になさってください。
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