こんにちは。高橋貴子です。
本日は
「死にはしない」
についてお話をしたいと思います。
最近のことです。
いろいろな施策についてクライアントさんとお話をして、
「こういうことをやっていこう」と話していて、
「それってうまくいきますかね?」と、
今ひとつどうなるのかという言い方をする人がいます。
そういうときに私は、
「やってみないことには分からないじゃない。」
「やらないと答えはなんともいえない。」と、よく言います。
それでもまだ渋っているようだったら、「死にはしないから」と言うことがあります。
背中を押すような意味もあるのですが、そういうことが多いです。
自殺ということをしなくても巻き込まれて命を落とすことがあります。
通り魔殺人だってそうだし、実際にそういう話をよく聞きます。
だから、
それこそ本当の意味で命がけでやらなくてはいけないチャレンジなら躊躇はあると思いますが、
教室運営の施策でのチャレンジのレベルでは「死にはしない」ですね。
私の場合で、
体に負荷をかけるという意味で良くなかったこととしてす意味時間を減らすということがあって、
今はなるべくしないようにしていますが、
たとえば3時間睡眠にして時間をかけてやればできるかもしれないとやったことがあります。
これはある意味で死に近いようなことなのかもしれません。
でも、通常の教室集客の中で
「ちょっとこういうことをやってみよう」とか
「ちょっと新しい試みをしてみよう」ということ、
たとえば法人に対して新しい提案をしてみるということに不安を持って、
「どうしよう」というようなことを言う人に対しては、
「やっても死にはしないから」といって背中を押しています。
この言葉がひとつの基準です。
「それでも、そんなことをしたら死にます」と言われたら考えますよ。
今のところ、言ってきた人は誰もいません。
ギリギリのところで自分をどこまで追い込めるのかということがテンションをかけることになって、
ひとつ上がるためのステップになります。
そこでいつも尻込みをして前に進まない人は、けっきょく変わらないです。
人間というのは、
自分が慣れ親しんだ周囲の世界や環境を変えるというのに抵抗があるものらしいです。
変わらない同じルーティンの中で生活が変わらないことを好む人が多いということです。
私の基質はフロンティア、冒険者、開拓者なので
新しいことにチャレンジしていくということに躊躇がないタイプなのですが、
それによって新しいチャンスを早く手に入れたり、
ビジネス用語でいうと先行者利益を得たり、
誰もやっていない分だけ失敗したり上手くいかなかったりもするのですが、
労力は若干少なめで大きな利益を得ることもできます。
遅くなればなるほど機会損失になる可能性が高いので、
最初のうちにどれくらい出来るのかということも1つの基準になります。
そこでヒントがあるのにスピード感が鈍ったり、
やらないという選択をしたりするのは非常にもったいないです。
こんな例もあります。
ちゃんと打ち合わせをしていて、
本人がやりさえすればおそらく上手くいくということがあって私が提案をしています。
けれども、
自分が思いつくということは他の人も思いつくということで、
その人がやる前に同業他社さんが同じようなものをやってしまいました。
その後にその人がやろうかといっても無理です。
二番煎じになるし、
無理ではない作り方もできなくはないですが、
「だから早くやればよかったのに」と思ったりします。
だから、施策をよく考えるという必要はありますが、
速度感が必要であって、そこに躊躇は要らないです。
基準になるのは「死にはしない」というところです。
さすがに死にそうになることは止めますが、
その基準で教室運営のたいがいのことは出来ます。
たとえば私は、
私の師匠に、You Tubeの動画を大量投稿するということで1年間に1,000本の動画を投稿しようとサラッと涼しい顔で言われます。
それで「あ、1,000本ですね」と言いながらも心の中では
「さて、どうやって1,000本もどうやってアップしようかな」と考えていたりします。
でも、言われるということはそれが出来ると思われているからだし、
やるべき案件だから言われているんだと私はとらえています。
だから、即答で「できません」とは絶対に言わないようにしています。
やるためにどうしたらいいのかということをその場で考えて、
それでもやり方が思いつかなければ相談しようという感じです。
動画1,000本については相談せずにやりましたけれども、
それはそれでやっぱりキツいです。
私も私のクライアントに「You Tube動画を1,000本」と言うこともあるし、
そうすると「えー?」という人も居ます。
「それは……」と返ってくるので「それは難しい?」と訊くと、
まあ、言い訳が出てきます。
そして、その言い訳に対して
「これと、これと、ここをこう詰めて、やったら出来るんじゃない?」と言うと
「あ、ああ……。」みたいな反応です。
心のブロックの部分だったり、
自分の使い方が下手でそういう回答が出る場合だったりと、
何通りからのパターンがあるのですが、そういう話になることもあります。
だから飛び込んでやってみて、
どうせ修正をかける必要が出てくるので経験値としては必要です。
だから、ウダウダと考えているよりも
まずやってみるという感覚がある方が早くうまくいきます。
そして、一人の頭の中であーだこーだと悩んでいるよりも、
答えを持っていそうな人を探して質問をしてさっさと解決したほうが速いです。
ひとつの基準として「たいがいのことは出来てしまう」ということです。
だから躊躇なく、まずやってみるという姿勢でやっていくと、
いろいろと教室も変わっていくし、ご自身も変わっていくのではないかと思います。
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