こんにちは。
高橋貴子です。
お仕事をしているといろいろな「締切」のシーンがあると思います。
例えば提案書。
「7日後までに仕上げる約束」をしたら
あなたはいつ提案書を提出するタイプの人ですか?
■締切には愛があり、愛があれば感情が動く?!
締切と愛?!!
一見ぜんぜん関係の無い言葉です。
ここでいう愛とは思いやりのことです。
例えばあなたが営業さんだったとして
「7日後までに企画書を仕上げる約束をしたらいつ提出しますか?」
7日後までなら7日後だよね??
うん、それはそれで悪くないです。(^^)
期日を守るのは最低限のビジネスマナーですから。はい。(^^)
(※期限を過ぎるのは論外ですからね、念のため(笑))
でもそこまで、です。
感動はしてもらえません。
上記質問に対する、私の答えです。
「できれば2日前までには提出する」
ことを心がけています。
なぜだと思いますか?
一番の理由は
「読んで下さる方の時間的余裕を作って差し上げたいから」
です。
相手の方に対する敬意と気遣いなんです。
たいてい、ビジネスシーンで初期の提案などは、
本人に決裁権がある場合以外は「上司」に判断を仰ぐ場合があります。
そういうときは、期日ぎりぎりに提案書があがってくるとそのまま上司に上げることになってしまいます。
でも期日よりも早くあがってきてれば担当者本人が意図を確認して
上司に報告する前にこちらに修正依頼もいただくこともできます。
そうすると、先方の希望にかなう精度の高い提案書になり
結果として「成約率の高い提案書」になります。
■コンサルテーションの課題提出もまったく一緒です。
私は面談のセッションまでの間に課題を出しています。
私自身は特に締切規定は設けてません。ご本人の自主性にお任せしています。
ここでも、生徒さんの対応が4つぐらいに分かれます。
①課題提出2日前に提出できるタイプの人
②前日の人
③当日の人
④セッション10分前の人
さて、私は、誰の資料を一番良く見れるでしょうか?(笑)
まぁ当然ながら①の方の資料ですよね。
そうすると、私は自分の持っている引き出しをフル稼働してアドバイスすることができます。
場合によっては何かの資料を調べる時間を取れます。
生徒さんの提出割合を見ていると
①の人 0%
②の人 60%
③の人 35%
④の人 5%
ですかね。
おおー、衝撃の数字!!(笑)
もうはっきりいって10分前の提出とかだとその場で見て答えていくしかできません。
当日の人もほぼ同じです。
ぎりぎり前日でどうかっていうことですけど、
深夜01:00とかに送っていただく場合はほぼ当日と同じ扱いですね。(苦笑)
だから、何をいいたいかというと
「相手の立場に立ったら、いつを自分の締切にしたらいいのか」
を考えて自分の時間をコントロールすることが大事になってきますよね。
相手がある場合には特に意識すると相手の方には好印象を持っていただけます。
営業でいうと成約率も高くなるので、結果として提案書が無駄になりません。
「でも、私そんな時間作れないんです」
という答えもあるかもしれません。
でも、環境はみな違います。
そこは自分でできない理由を探すよりもできる方向を探したほうがいいです。
ひとつね、シュールな話なんですけどね、(苦笑)
”家族がいて、なかなか時間が取れないのでできません”
という方がいたのでこんなことを聞いてみました。
「じゃ、旦那さんと離婚してお子さんの親権もだんなさんに預けますか?」
できない要因を単純に排除するならそういう極端な答えにもなります。
(※あ、ちなみに本気で別れろっているわけじゃなくて気持ちの整理をしてもらいたかったので聞いてみました。)
当たり前ですけど、
「それは嫌です。離婚することが時間を作る解決策ではないので」
というお答えをいただいたので、
だったら、
今いる環境でどうやって工夫できるかをチャレンジするしかないですよね。
という話に落ち着きました。
</ p>
その後、またいろいろと考えて時間を工夫して作りながら
トライできるようになった方の例です。
自分の今いる現状を
家族とか周りの環境にしてはいけません。
なぜならすべての状況と環境を作り出しているのは
自分自身で他ならないからです。
(※これは私も今だからようやくわかったことで会社員時代の15年前以上に
気づいていたらもっといろいろな状況が変わっていたかもしれません。自戒をこめてw)
自分が環境を作っているとわかったら、
「家族のせい」ではないということが理解できます。
さて、今日のまとめです。
「相手がある仕事の場合には相手を思いやる気持ちを持ってみる」
そうすると必然的に好循環が訪れます。
お仕事は愛を持って取り組む。
普段の生活で意識してみていただけるといいかな~と思ったりします。(^^)
コメント