STEP5 数字の管理・年間計画の立て方

「Living 起業アカデミー」6stepプレセミナー

こんにちは。

飛常識な料理教室を作るLiving起業プランナー高橋貴子です。

本日は、step5ということで

「数字の管理・年間計画の立て方」

についてお話をしたいと思います。

この単元は、生徒さんに実際教えていても、
みなさんとても苦手にされる単元なんです。(苦笑)

みなさん、「ギョギョッ!」っていう形で引いてしまう単元なのですが(笑)
お仕事できちんとやっていきたい方には避けて通れないところなので、
あらかじめお話をしておきますね。

まず、レッスンの料金の組み立て、レッスン内容の組み立てということは
この前のステップでお話をしているのですが、

「年間計画を立てたことがある方いらっしゃいますか?」

という話を、
初めての方だけではなくて既に教室運営をされているにも訊くんですね。

すると、たいていの方は「作ったことがない」とおっしゃいます。

年間の収益としていくらぐらい欲しいのか、

200万ですか?300万ですか?400万、500万、600万?

それによって行動計画も全然ちがいます。

月々いくらくらい稼げば目標値になるのかというのを
意識して作るか作らないかによって動きが全然変わってきちゃうんです。

だから、どれくらいを目指していくのかということがあるのですが、
最初にみなさんにうかがっていると、

月収15~20万というところがわりと多かったりしますね。

しかし、私としては、きちんとお仕事としてやっていくのであれば、
まずは30万くらいを目指してやっていくと良いかなと思います。

どういうことかというと、

30万あったとしても材料費やいろいろな経費がかかったりします。

幸いなことに自宅で開業する方においては家賃として出ていくものが無いので
随分とその負担は軽いのですが、それ以外にも、材料や小物を買ったり消耗品を買ったりと、出ていくものがそれなりにあります。

そのあたりも引いた状態で手元にお金を残して行きたいということを考えると、
30万というものが一つの基準になってくるのかなと思います。

だから、例えば12ヶ月あったときに、
教室の特徴によって季節変動が出てくると思うのですが、
お料理教室(私はパン教室になりますが)は、
だいたい似たような売り上げ曲線をたどります。

国民の休日とか長いお休みがあるときには、
当然ですが生徒さんもお休みになりますので、
みなさん、教室にはいらっしゃらない確率が高い

ということで売上が落ちます。

いわゆる商売が暇になるといわれる2月とか8月のあたりは
あまり生徒さんは来ないです。

1月、7月もそれに順じます。

クリスマスのイベントとか、ハロウィーンとか、
秋冬にかけてはけっこうイベントが多いので、
そこにレッスンを立てると予約が入りやすいです。

1、2月は少なくて、3、4月に新しいことを始めようかなと
思う人が増えるので売り上げは伸びます。

そして、5、6月でちょっと落ちて、また夏でもっと落ちて、
その後、9、10、11、12月という形で、盛り返して行くので
後半のほうが売上が高くなるという傾向があります。

そこを見込んで年間計画を立てて、
さらにそれを月間に落とし込んで、
月間に落とし込んだあとに週間に落とし込んで、
そして毎日にするべきことに落とし込みます。

例えばそれがブログなのかフェイスブックなのかという拡散活動の動きと、
実際の予約状況、そのあたりをきちんと数字で管理していくということが
必要になってきます。

だから、教室運営を長くされている方でそれが、
無意識に出来ている方もいらっしゃるのですが
季節変動と売上管理を意識すると上手く回っていくようになります。

一度ご自身の一ヶ月の収支を出してみて、年間でどれくらい経費がかかるのか、どれくらいの売上なのかを把握する。

その上でどれくらいを目標として目指すのかというシミュレーションをしたらいいと思います。

ぜひ、一度ご自身の数字を把握してみてくださいね。

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