こんにちは。
高橋貴子です。
今日は、私のお気に入りのメルマガ <人の心に灯火をともす>より引用してお話をしたいと思います。
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【だれをバスに乗せるのか】2819
佐藤雄佑氏の心に響く言葉より…
私は結婚と就職は似ていると思っていて、どちらも人生にとって大事な決断です。
結婚の相手選びの時には、外見・ステータスだけで決める人はあまり多くないと思うのですが、就職においては、新卒の就職人気ランキングを見ても大手・安定企業が並んでいて、いわゆる外見で選んでいる人があまりにも多いと感じています。
転職においても、20代から30代前半くらいまではこの傾向が強いです。
では、そのような大手企業以外の会社では、いい人材を採ることができないのでしょうか。
もちろん、答えはNOです。
で、どうすればいいかというと、『外見で勝てないなら、性格で勝負するしかない』ということです。
VUCA(ブーカ)という言葉をご存知でしょうか?
これからはこのVUCAの時代だと言われています。
VUCAとは、Volatility (不安定)、 Uncertainty (不確実)、 Complexity ( 複雑性)、 Ambiguity ( 曖昧性)の頭文字を合わせた軍事用語で、ここ数年でビジネスの世界でもよく耳にするようになりました。
つまり、先の見えない変化の時代ということです。
このような変化の時代においては、今まで培った経験・知識が意味を持たなくなるかもしれません。
では、VUCA時代にどのように生きていけばいいかといういと、ズバリ変化対応能力の高い人・組織を築いていくということです。
逆に言うと、変化を嫌う安定大好きな人・組織では間違いなく通用しなくなっていくでしょう。
これまでは誰かがつくったレールの上をきっちり、真面目に通っていけばよかったのかもしれませんが、これからはレールが分かれていたり、途中で切れてなくなっていたりするわけです。
それでも、意思決定して、進んでいかなくてはいけません。
「なにをするか」というのは変化の激しい時代の中で変わっていきます。
まさに「組織は戦略に従う」という時代から「戦略は人・組織に従う」という時代にシフトしていきます。
現在の自社のメイン事業が5年後・10年後も同じとは限りませんし、むしろ変わっている方が多いかもしれません。
つまり大事なのは「誰とするか、誰がするか」といった人・組織であり、いかに変化していけるかということです。
私の好きな本に『ビジョナリー・カンパニー2飛躍の法則』(ジム・コリンズ著)という本があります。
特にこの本の第3章の「だれをバスに乗せるのか」という内容が好きなのですが、このようなことが書いてあります。
「このバスでどこへ行くべきかはわからない。しかし、わかっていることもある。適切な人がバスに乗り、適切な人はそれぞれふさわしい席につき、不適切な人がバスから降りれば、素晴らしい場所に行く方法を決められるはずだ」
すなわち、「何をすべきか」ではなく、「誰を選ぶか」から始めれば環境変化に適応しやすくなるということです。
まさにこれからの時代を見通したような内容でびっくりしますが、変化の時代だからこそ、人が大事だということです。
とても本質的ないい言葉だと思っています。
『いい人材が集まる、性格のいい会社』クロスメディア・パブリッシング
私は現在はコンサルティングをメインとしたお仕事をしていますが、
「何をするか、誰とするか」ということを考えることがよくあります。
それはすなわちクライアントにとっても同様で、
「誰から習うか、何を習うか」
しかもここに「時」というキーワードが加わってくると、
「いつやるのか」ということもタイミングの問題で出てきますよね。
VUCAの時代とはまさに、一寸先の見えない混沌(こんとん)とした現代のこと。
だからこそ、感性が必要になってくる。
ということは、理論理屈を超えた感性が必要とされるのであれば、
最終的には、きっと、
”好きか嫌いか”、が判断基準になるかもしれないし、
”やりたいかやりたくないか”が判断基準になっていくのかもしれませんね。
こんな混沌とした時代であれば
「旅はどこへ行くかより、誰と行くかが大事」
会社も組織も、楽しくて、性格がいいところに人は集まると言われるように、
私はやっぱり「ごきげんに自分の人生を謳歌する女性」と一緒に
楽しんで日々を過ごしていきたいと思うです。
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